ひぐらしのなく頃に祭 お持ち帰りぃ~セット(限定版)
原作を全てプレイしての感想を書かせていただきます。
大きな変更点としては、
1.新シナリオの追加
2.キャラデザインの一新
3.ボイスの追加
4.シナリオ途中での選択肢
原作プレイ者には1と4が大きいんじゃないでしょうか?
私もそれ目当てと言っても過言ではないですし。
心配している所は3です。
原作は声が無いので、紙芝居や本を読んでいるような物だったんです。
そのおかげで、ちょっとした効果音も演出を引き立ててくれる要因になったわけですが、
今作は声が入っているので、効果音の存在が薄れてしまう事が心配しています。
その不安で全体の☆は4つ
でもゲームの面白さは☆5つだと思っています。
ひぐらしのなく頃に祭 カケラ遊び(通常版)
このゲームのせいで毎日寝不足ですよ。総プレイ時間が100時間越えるとか…苛酷すぎますって。
しかし裏を返せば、それだけハマるって事です。
最初は「かまいたち」のギャルゲー化か、と思っていましたが、とんでもない勘違いでした。
ホラー、オカルト、ミステリー、お笑い、熱血。 それらを併せ持つ素晴らしい作品でした。
数年前、少年犯罪が相次いだ時に、よくこの「ひぐらし」が槍玉にあげられ、批難の対象とされました。
確かにこの作品には、残酷な描写が多々あります。
特に殺人を正当化(?)するストーリー展開などは、最初は眉を潜めました。
しかし最後の最後までプレイして、全てのわだかまりが解けてすっきりしました。
ネタバレにもつながりますので具体的には書けませんが、とにかくこの作品は色々なことを教えてくれます。
「ひぐらし」未体験で、このゲームの購入を考えてる方は、是非プレイしてみて下さい。
ひぐらしのなく頃に祭(通常版)
事前にアニメ1期、原作は体験版の鬼隠し編のみプレイ。
シナリオ云々については置いといて気になった点を。
一つはシナリオが長いのに演出が単調・センスが悪い。
立ち絵のバリエーションが少なく、驚いた時の顔が頬を染めているので場面によってはおかしく見える。
一枚絵も少なく何故ここで?というシーンで使われることが多いのと、罪滅ぼし編でのレナのCGは夕方の差分も用意するべきだったんじゃないかと思いました。
効果音・BGMも同様で、特に最終章で沙都子が両親への思いを語るシーンでのBGMは台無しでした。
二つ目はテキストのチェック。
文法的に違和感のあるセリフの多さが気になりました。
こちらは音響監督の指導か声優さんの力量か分かりませんが、大石と園崎姉妹役以外の方の漫画的な表現(もぐもぐ、など)をそのままセリフとして言ってしまってるのが個人的には萎えます。
そして重要なシーンの演出での誤字は問題外です。
PS2での表現はある程度規制されるのは仕方ないですし、原作の持ち味をそのまま出したいという気持ちも分かりますが、開発元はもっとコンシューマーゲームを意識した作りにするべきだったと思います。
同人ゲームとしては有りでも商業としてアラが目立ちます。
ただ絵と音楽を変えて声を付けただけという、おざなりな移植という印象です。
ひぐらしのなく頃に祭 カケラ遊び・アペンド版
アペント版にしては高く感じます。カケラ遊びは既存の祭ユーザーの意見に応えて作られたものだったはず。
価格面からももう少し既存ユーザーの事を考えてほしかったと感じます。
追加要素自体は悪く無いと思うので残念です。