Elysium(初回)
改めてこのバンドの可能性の大きさに驚かさせられた2NDアルバム。
1stはレディオ・ヘッドやコールド・プレイといったバンドをききやすくして、アメリカのインディーズの躍動感みたいなものを聞かせていたヴェルヴェット・ティーンはこの2枚目で急成長したと思います。
壮大なアレンジとあくまで内面に語りかけるような歌い方、突然 盛り上がりを見せる壮絶な曲調、そして珠玉のメロディー。1stがレコーディングに時間をかけれなかった作品であった反動を多分に含んでいるとも思える緻密な音作リ。
メジャー、インディーというくくりを軽く飛び越えて 今 一番注目のバンドが彼らではないでしょうか?
そして この成長の速さから考えると一体 次はどんな作品ができてしまうのか想像もつかないバンドです。
正直 このバンドを知ったのは昨年の来日公演の後だったのですが、来日のライブが見れなかった事が悔やまれてしょうがないバンドです。
カム・ラウド
生エイフェックスツインな新ドラム加入で激変な3rdアルバム
ジュダ(Vo/Gu)は念願のエレクトロニック導入で
ハイテンション何でもありな具合
ドラムはドラムで、好き放題やってよさげやから
めっちゃやったりましたな感じが
ごった煮ジャンクな迷曲も問題なく素敵
といってもやはりセンスは抜群
聴いて損無し
買って悔い無し
Out of the Fierce Parade
カリフォルニア発のpost rockらへんの3人組みbandの1st album。
リリースはオレゴン州のslowdanceから。
とにかく耽美的で、綺麗なvo.のファルセットボイスに加えて流れるようなメロディとアレンジ、深く安定感のあるリズム隊と、1stとは思えない完成度の高い1枚です。
アルバム全体通して1羽の鳥の生と死をコンセプトとしており、アートワークから曲の流れ、歌詞まで統一感が出ていて素敵な作品として成り立っています。
プロデューサとして参加しているのがdeath cab for cutieのchris wallaということもあって、リバーブの効いた深い音響のアレンジが特に印象的。
us indie rockだけでなくslow coreやemoらしい雰囲気もあって、アイルランド系音楽やイギリスpost rock勢と併せて聞いてみるのがイイと思います。
dr.の方の御冥福をお祈り申し上げます。
OUT OF THE FIERCE PARADE
1-10曲目まで鳥の一生を描くように綺麗に構成されています。10-14(国内版)はThe Great Beast Februaryというアルバムにも入っています。様々な王道UKアーティストと比較されていますが、デビューアルバムでここまで自分たちの形を作り上げる力に脱帽です。メンバーはいくつかのバンドを掛け持ちしていて、そちらの活動もいい刺激になっているのでは、と思います。いつまでも愛してやまないアルバムであります。
Great Beast February & Comasynthesis
いい曲ばっかしですけど途中から妙に雰囲気が変わるのが
個人的にほんの少しだけ気になります。
もともと二枚のEPをコンパイルしたものなので,
まあしょうがないんですけどね…。
一曲目から三曲目までがあたらしいほうのEP
から収録された曲で,
雰囲気もアルバムに近いです。
四曲目からはふるいほうですね。
八曲目はアルバムに収録されてる曲の
初期バージョンです。
アルバムと聞き比べてみるのもおもしろいです。