For Those About to Rock: Monsters in Moscow [VHS] [Import]
メタリカ、AC/DC、パンテラ、ブラック・クロウズの4バンドのモスクワでのライブ映像。ロシア(地元)のバンドも1曲参加している。
当時はPANTERA目的でこれの日本版を買いました。演奏されているのは「カウボーイズ・フロム・ヘル」「プライマル・コンクリート・スレッジ」「サイコ・ホリディ」の3曲(要するにメジャー1stの冒頭3曲)です。
凄まじい内容です。暴動も起きております(警備員は警棒を振り回していますし、血だらけの観客もいます)。今観ても興奮してしまいます。このビデオは永久保存版です。なぜこれがDVD化しないのか不思議ですね。
メタリカ 真実の瞬間 [DVD]
はっきり言って、メタリカのメンバーはもう音楽活動をしなくても良いだけの金を稼いでいる。
あえてナップスターを訴えずとも、大金をもっているはずだ。
優雅に引退して、音楽は遊びで適当にやって生きていくこともできるだろう。
それに、多少手を抜こうが、CDもライブのチケットも売れるはずだ。
だが、彼らはそんな妥協はしなかった。周囲から何を言われようと、苦しみ、悩み、揉めながら、自分たちの音楽をより高みにもっていくことを選んだ。まさに音楽に命をささげているのだ。
私たちは結論を知っている。闇雲な勢いはあるが、つかみどころの少ない奇妙な作品『St.アンガー』。
そこにいたるまでの壮絶な過程が、真摯に、だが傍から見る分には面白おかしく記録されている。
ここまでバンドの内実に迫ったドキュメンタリーは少ない。
それに、メタリカのことをほとんど知らずとも、音楽に興味があれば、最後まで面白く観られるはずだ。
本質は、人間同士がぶつかりあって、作品を作り出すことの奇跡であり、それは人類が誕生してからずっと「芸術」の名の下に繰り返してきたことだからである。まさに名作だ。
Big 4: Live From Sofia Bulgaria [Blu-ray] [Import]
ブルーレイ版でも安かったので買いました。とにかくカッコイいいの一言。演奏も素晴らしいし鳥肌立ちます。アンスラックスはあまり知らなかったのですがこれを見て好きになりました!特にベースの人テンション高すぎ!しかもカッコイいいし。
Metallica - Cliff 'Em All [VHS] [Import]
様式美を保ったまま荒々しく突進するクリフ在籍時のメタリカ。その魅力が面白い企画で収まっています。
つまるところ本作は「海賊盤特集」だからです。ココが逆にクリフの魅力を引き出しています。
バンドをやってた人なら、なおの事感動できると思います。機材は我々が一般的に持っているタイプを使用しているはずなので、
自分たちのバンドが録音した時と音質がほとんど同じで、「彼らにもこんな時代があったんだ」と逆に親近感を覚えます。
ファンならうれしいと思います。
クリフはとにかくカッコイイ!!すごい長身に低く構えたベース、PAに片足を乗せこれまたすごい長さのブロンドの髪を振り乱して
オーディエンスを煽るように演奏するスタイルは、「メタリカはアメリカのバンド?イギリスのバンド?」などは関係なく思えてきます。
ただ、やはり彼が「イギリスの香り」を担っていたと個人的に感じる部分はあります。良し悪しは別として。
彼だけを観る目的に本作を手に入れる価値は絶対にあります。
「画質が悪い…云々」類の心配は、一発目の若きジェイムズの"Cleeping Death!!!!!!"の雄叫びで吹っ飛ぶでしょう。
あ、あとブーツカットのジーンズがはきたくなりますよ。
メタリカ詩集 (Burrn!books)
「彼らの詞を読むたびに彼らの成長を映し出す鏡のように思い、」
バンド初期からメタリカを見守ってきた、はこたはつみ氏。
アンダーグラウンド・シーンから出発し、メガビジネスに成長した
バンドの音楽的な方向性と同時に、その後の「バンドとしての
在り方」にも注目しつつ(1993年当時)、彼らの、社会的で過激、
哲学的でストレートな歌詞....の、日本語解釈を試みています。。。
訳者の、バンドへの熱い想いがほとぼしる訳詩集。
日本語訳には「翻訳」という作業に必然的に付随する
課題も提示されてはいますが、
勇気と知性を感じさせる挑戦だと思います。
「対訳というのは、元の詞の解釈の一例にすぎない」
という、翻訳者としての姿勢にも共感できます。
サイズ、デザイン、レイアウト、本作り全体として
内容とマッチングして
制作に携わった人の丁寧な仕事が感じられます。