荘村清志最新ベスト「愛のロマンス」
荘村清志は私にギターを持たせた人です。
正確には私が高校生の頃、荘村清志のLP「GuitarRecital」(廃盤)を聴き
その中に収録されていたリュート組曲1番(BWV996)に触発されました。
当時、若気の至りで当該LPを売ってしまいましたが
歳を重ねるごとにあの演奏がもう一度聴きたく、
オークションサイトを探すなどしておりましたが
なかなか再会できないでいたところ、このアルバムを知りました。
ライナーノーツを見て驚きました。
音源は私が学生自体に聴いた「Guitar Recital」のそれだったのです。
打ち込みのような...の評もありますが、BACHはかくあるべきではないでしょうか。
同じ曲の、エルナンデス版やセゴビア版、ブリーム版も持っていますが
やはり「リュート組曲1番」ならこれです。
聞き比べて、弾き比べて、BACHを知れば知るほど
理想型と思える演奏に聞こえてきます。
打ち込みのような...と評した方は
リュート組曲1番はリュート楽曲ではなく
リューテンヴェルケ(の読みで良いのかな?)であることを知って
評しているのでしょうか?
この楽曲は本来、弦楽器用ではなく鍵盤楽器用です。
だからこそ、この演奏になるのです。
NHK趣味悠々 今日から弾き始めよう 荘村清志のギターで世界の名曲を
2年前からギターを習っていますが、「今日から弾き始めよう荘村清志のギターで世界の名曲を」の2007年6月から8月分をテレビで見ていなかったので、「新版荘村清志のクラッシックギター自由自在の初級編」を購入し練習しています。DVD付ですので大変助かっています。近く中級の曲を練習したいので、是非、「中級編」の発刊をお願いします。
classical ever! - new world -
確かに初めてクラッシックに触れる人にはいいCDだと思います。沢山の曲が集められているのでお得感もあります。ピアノ曲も交響曲も一度に聞きたい、でも何を最初に聞いたらいいのか分からない、って方にはピッタリ。
ただ、私個人的には「どうかなぁ…」って節があります。私も「威風堂々」と「美しき青きドナウ」を目当てに購入したのですが、それ以外の選曲が私のツボにはまらなかった。(それだけが入ってるCDを買えって話になりますけど)もう少しまとまった選曲であれば良かったように思えますね。
やっぱり今までそれなりに興味を持って聴いていらした方はご自分の好みの曲、作曲家で探すべきですね。