オリジナル・サウンドトラック「ホリディ」
このサントラはとにかくいい!
洋画のサントラの場合、一人の作曲家が全曲手掛ける事はまれで、たいてい複数の作曲家が書いた曲を寄せ集めたものになっています。そのため、サントラを聴いても統一感が無く、聴いていて疲れるし、そのアーティストの曲をじっくり聴くことも出来ません。
ですが、ハンス・ジマーは映画の全ての音楽を手掛けているので、サントラにも統一感があり、彼の音楽を楽しむことが出来ます。ちなみに、パイレーツ・オブ・カリビアンも彼の作品です。
サントラはなかなか日の目を見るものではないですが、この映画を観た人なら、劇中に使われている音楽がいかに素敵なものか知っているはず!
是非、ハンス・ジマーの世界にどっぷりハマって下さい!!
起業適齢期―56歳だから実現できた「ブランド」
待ちに待った末に、まだインクのにおいのする「起業適齢期」をようやく手にすることができた。まず最初に読んだのは「プロローグ」と「エピローグ」だった。「プロローグ」は印象的な言葉で始まっている。「『普通』である、ということ。このどこにでも転がっていそうな事柄を、私は大切にしてきました。」その瞬間、この静かなナレーションのような言葉に、私は強く惹きつけられた。様々な荒波を経て深い経験を持つ著者が、説教めいた言葉を少しも使わずに、これまでの人生を生き生きと語り、その行間からは、「普通の心を大切にする」という人生に対する大きな悟りがにじみ出ていると感じたのである。
「起業適齢期」は経営の書であり、起業者の歩みを語る本として読むことができる。よく売られている経営書は、富豪や有名人に焦点を当てることが多く、読んだ後にはいくらかの原則的理論や人生論が残るが、どこから学んだらいいのだろうかという気分にさせられる。だが、「英語の話せなかった元銀行マンが56歳で起業した翻訳会社がなぜ大手メーカーから選ばれるのか?」という書籍紹介の言葉は、間違いなくドラえもんの不思議なポケットを覗き見るように、読者をその中へといざなってくれる。そして、我々は一人の「普通の人」と共に彼の人生のアルバムをめくり、そのわかりやすく親しみやすい経営感覚に共感するのである。
「起業適齢期」を読み終わった時、私の心に深く残ったのは「普通」という言葉だった。現代は、数少ない英雄が大変革を行うという時代ではなく、地球上に生きるすべての普通の人々こそが歴史を創造する原動力を持っている。著者は「普通」によって人生を語り、自身の経験を伝え、読者の思考を啓発することに成功している。同じような「普通の人」がこの本を読んで考えを深め、自分自身のまったく新しい人生を開拓していくかも知れない。とすれば、次につづられる本の主役は、間違いなくその人自身であろう。
適齢期の歩き方 (6) (ぶんか社コミック文庫)
通常サイズのコミックの13の途中から14&15の最終巻までが入っています。所有しているのが13巻まで、最後まで急にほしくなって探したら絶版だったので、これを見つけたときはとてもうれしかったです。
日常の結婚生活を描いたマンガなのですが、とてもあったかい気持ちになれて、大好きな内容です。
最後の終わり方も、なんとなく想像はできるのですが、それがやっぱりな、という意地悪な気持ちにならない、素敵さにあふれていました。
この本に初めて出会ったのは20代前半の頃。その頃はなんとも思わず呼んでいたのですが、20代後半の今になってふと読み返してみると、思い入れしてしまう部分が多く、自分がその年代に差し掛かると見方が変化していて驚きました。
20代半ば以降の女性すべてにおすすめしたい内容です。
恋愛適齢期 [DVD]
ジャック・ニコルソンのあたかも”素”であるような演技と(彼の素顔を知っているわけでは無いですが・・・)
ダイアン・キートンの可愛らしさがよく合っていました、
そしてフランシス・マクドーマンドの脇役ぶりも存在感がありました。
ジャック・ニコルソンは老けているしダイアン・キートンはシワシワだけど、
白を基調とした海辺の家をはじめとするスタイリッシュな映像がカバーしていて
二人ともけっして歳を感じさせませんでした。
「良い映画」より「スゲー映画」が求められているような現在ですが、
久しぶりに「良い映画」を観たように思いました。
あいもかわらず毎日がおひとりさま。―お気楽独身三十路ライフ
別に特別なストーリーがあるわけじゃない。
でも、いいんですよ。これがこの本の味わい。
何も波瀾万丈だけが人生じゃないでしょう。
まったり、ゆるゆるという暮らしの贅沢さを
味わいたい人にはお勧めです。