パットン大戦車軍団 [Blu-ray]
映像はDVDよりもかなり綺麗になっています。
綺麗になったが故に、例えばドイツ軍の戦車が明らかに米軍の戦車を塗り替えただけで
特に改造をしていないまま使っている事がくっきりはっきりわかるなど、どうしても冷めてしまう瞬間がちらほらと。
北アフリカ、イタリア辺りはパットンの人柄とロンメルとの戦闘などのバランス、内容ともに濃く描かれていて良い構成なのですが、
後半になると彼の人となりばかりが描かれていて、D-DAY以降の彼の進軍と戦闘は殆どダイジェストばかりになっています。
派手な戦闘シーンが観たいというよりも、例えばどうやってバストーニュを包囲するドイツと戦って勝利したのかをなどを観てみたかったです。
パットンという人間自体はよくわかりました。
パットン大戦車軍団 (アルティメット・エディション) [DVD]
戦争を美化せず、実在した将軍の生きざまをありのままに描いた映画です。
根っからの軍人であるパットン将軍は、
現代に生きる私たちからすると理解できない部分もありますが、
戦時中はこういった英雄願望が強いうというか、
戦争に勝つことが生きがいだと感じる人種が人々を牽引していたのでしょう。
強烈な個性の持ち主で、鬼将軍と呼ばれ恐れられたパットン将軍を演じた
ジョージ・C・スコットはまるでパットン将軍が取りついたかのような怪演ぶりを見せます。
いろんな意味で、映画ファンなら一度は見ておきたい映画のひとつです。
日本フィル・プレイズ・シンフォニック・フィルム・スペクタキューラ Part4~エピック&西部劇篇~
1980年代以降、映像音楽の録音といえば、ジョン・ウィリアムズの指揮するボストン・ポップス・オーケストラとエリック・カンゼルの指揮するシンシナティ・ポップス・オーケストラによるものが、質的に突出したものとして存在してきた。
しかし、前者に関しては、オリジナル・サウンドトラックの演奏と比較すると、しばしば、演奏に生気を欠くことが多く、また、後者に関しては、近年になり、編曲に劣悪なものが増え、指揮者も精彩を欠くようになり、徐々にこのジャンル自体が魅力を失うようになった。
しかし、今世紀にはいり、日本フィルハーモニー交響楽団によってたてつづけに録音された6枚のCDは、上記の両横綱の録音と比較しても遜色のない、高水準の内容を誇るものである。
沼尻 竜典と竹本 泰蔵という有能な指揮者の的確な演出のもと、20世紀の古典ともいえるハリウッドの代表的な作曲家の傑作の数々が実に見事に奏でられている。
これらの演奏の特徴は、あえていえば、オリジナルの魅力を過剰な演出をくわえることなくありのままに表現していることにあるといえるだろう。
いずれの作品も、世界中に配給される映像作品の付随音楽として作曲されているために、もともと高度の娯楽性と表現性をそなえた作品である。
ここに収録された演奏は、それらの作品が堅実な職人性のうえに自然体に演奏されるだけで、視聴者に無上の歓びをあたえてくれることを明確に示していると思う。
いずれにしても、20世紀後半、正当な評価をあたえられることなく、ハリウッドの片隅において高水準の管弦楽曲を創造しつづけた数々の現代作曲家の労作をこうしてまとめて鑑賞してみると、あらためてそれらが実に良質な作品であることに驚嘆させられる。
そこには、紛れもなく、最高の職人性と大衆性が見事な結合を果たしているのである。
日本フィルハーモニー交響楽団による6枚のCDには、そうした身近なところに存在していた現代芸術のひとつの奇跡が封じ込められている。
パピヨン ジェリー・ゴールドスミス作品集
映画音楽の巨匠、ジェリー、ゴールドスミス。
手がけた映画音楽は猿の惑星、エイリアン、ランボー、オーメン等々、とにかくハリウッド映画の音楽には欠かせなかった人物。
このアルバムは04年7月21日惜しくもなくなった75歳で亡くなった彼への追悼盤です。
オリジナルスコアを使用し、竹本泰蔵、現田茂夫、沼尻竜典など日本を代表する指揮者陣と日本フィルによる演奏で収録しています。
最新録音技術によりとても迫力のある音質なので、彼の音楽を聴くならこのアルバムがオススメです。
若干選曲に疑問があるので星ひとつ減らします。
パットン大戦車軍団 (特別編) [DVD]
The screen play is co-written by Francis Ford Coppola and Based upon the two books "Patton: Ordeal and Triumph" by Ladislas Farago and "A Soldier's Story" by General Oman N. Bradley. And acted by George C. Scott. This paints the picture of the Patton that we all know.
From the initial speech to the "I had a dream last Night" recounting of the Napoleon campaign, this film holds your attention. Patton is larger than life, and George C. Scott is larger than life in this larger than life movie.
We follow Patton through his WWII carrier. The focus is on Patton more than the war. We can feel with him as he remembers his past lives and we feel as though we were there with him. This is emphasized by revisiting Zama where Roman Scipio Africanus defeated Hannibal. If you ever get a chance you need to look it up.
We know that very war is different but we learn from history, and Patton is history. By the way the film is just down right fun to watch.