夢喰いメリー (6) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
メリーの夢魔としての立場が判明し、一歩前進するも、最後にはまた一波乱ありそうな終わり方だった前巻。
その前巻の流れを受けて、序盤から目の離せない展開が続く6巻です。
今まで直接は夢魔に関わりを持たなかった、勇魚を始めとする学校の面々ですが、この巻ではこれまでよりも接触が大きくなります。
その分、物語に厚みが増したように思います。
勇魚が最も多く登場する巻となっていて、勇魚の考えについてよく分かる展開でもあります。
夢路の昔のケガと同じ箇所にあるメリーの古傷や、勇魚が昔メリーに会った気がすると以前から言っていた事の謎も、今後少しずつ答えが見えてきそうです。
さて、作画が魅力的なのはいつもの事ですが、この巻は5巻までよりも、コマ割が見易く感じます。
本作の持ち前のスピード感の良さは、裏を返せばコマとコマの間で場面の移り変わりが早くて、若干状況を掴みにくくさせる要因でありました。
しかし、今回は、勢いの欲しい所ではきちんと爽快感のある描写で、しっかりと読みたい場面ではゆっくり丁寧な描かれ方で表現されており、これまでよりも見易いです。
非常に魅力的な作品になってきていると思います。
夢喰いメリー (7) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
エンギ・ユイによるシリアスな場面とメリー・夢路周辺の日常的なシーンで分かれる7巻。
エンギ達の話ではイイハナシダナー(' ;Д;`)、 と感動しつつ メリー達の方では面白おかしく読ませていただきました。
メリーと勇魚は全くドロドロしていないので、安心して見てられますね。
最近は新刊が出るにつれ 、手抜きが見られるなー・・・と感じてしまう漫画も多いのですが、 「夢喰いメリー」は一巻の頃からの安定した話のクオリティを保ちつつ、絵は上手くなってきているので楽しく読むことができました。
ストーリーも良い形で次に繋げられていて、続きが楽しみになる一冊です。
表紙のメリーがとてもカワイイのもGOOD!! (もちろん漫画でも可愛く描かれてますが!笑)
「夢喰いメリー」キャラクターソング 橘勇魚
ここまで可愛らしく、さらに穏やかな歌声だとは思わなかった。
キャラクターとしての存在感もちゃんとあって、実に聴きやすい曲になってますね。
個人的に二曲目のベースライン(?)がとても好みです。
夢喰いメリー 3【初回限定特典 ねんどろいどぷち『メリー・ナイトメア』付き】 [Blu-ray]
大切な人を夢魔から救うために敢然と戦いを挑む夢路や自分の居場所を見つけたメリーと第4話はこれまでの悶々として展開を晴らすかのようなカタルシスある話です。が、第5話でその行為が実は取り返しのつかない行為だったと大ドンデン返しが起こって続きが見たくなるようなオチでこの巻は終了します。それに加えてこれまでにない立体的なバトルアクションが見られるのも注目点だと思います。
ただ、メリー特有の儚げな雰囲気のストーリーや人の心の不安定さをイメージした一種不協和音のようなBGMは人を選ぶところがあるので映像媒体のみの総合評価は★3としました。
ブシロードスリーブコレクションHG (ハイグレード) Vol.74 夢喰いメリー 『メリー・ナイトメア』
夢喰いメリーのスリーブが初めて出ました
絵柄もいいですしHGということもあって質も光沢の感じもいいと思います
メリー好きのTCGプレイヤーは買って損はないと思います