ストロベリー・オンザ・ショートケーキ
ドラマを見て原作はどんなのかな?と思い購入しました。TVドラマのDVDも購入しました。その中の主人公にタッキーをいつも重ね合わせて読んでいます。社会では人間はありのままでは生きられない。どこかほんとうの自分にフィルターをつけて毎日を過ごしていませんか。原作はこのこと語っているように思います。その毎日をタッキーがドラマでうまく演じているのに感銘を受けました。原作にほとんど誤差なくTVドラマが製作されていたのでたいへん読みやすかったです。ぜひTVドラマを見た方におすすめの1冊です。
ストロベリー・オンザ・ショートケーキ 5 [DVD]
#9「助けてください妹を」#10「雪の国のSOS」の二話収録。
5人それぞれが恋愛を通して色々と考えて過ごした短い冬が、いよいよ終わります。
そして最終回の演出のために、新しく用意された舞台として新潟県の長岡が出てきます。
なお、この巻に限って特典映像も入ってます。
内容は、滝沢・深田・内山・窪塚の4名がケーキ作りに挑戦して、
その作り方や形状からその人の心理テストをしてみましょうというもの。
ドラマ以外の4人の素顔を見る事ができます。
が、残念なのはその分数の少なさ…10分そこそこ程度。
もうちょっと、個人のインタビューとか、制作会見の模様とか、いろんな特典が見たかった。
本編のほうは、“卒業”という一つの区切りによって、
登場人物の5人は全員学校を去り、新しい環境へと旅立っていくのですが、
その前に今持てるそれぞれの恋愛観とか人生観にも決着をつけます。
佐伯が答辞で言った「僕達は、ただ愛する為だけに生まれました…!」という叫びは、
彼の答えだけじゃなく、本編においても一つの答えになってると思います。
このドラマは一見すると、
片思いをテーマにした少年少女の恋愛ドラマなんですが、
登場人物が内省的で、理屈っぽく突き詰める場面も多く、けっこう重いドラマです。
話が進むほどに、展開も暗く切なくなり感傷的になっていきますが、
そこがやはり野島伸司らしいのかもしれません。でも単純な構造じゃないぶん、
大人になった今でも心に残るドラマになりました。お薦めです。
ストロベリー・オンザ・ショートケーキ 1 [DVD]
やたらと出演者の人数が多く、ゲストキャラが登場しないと話が進まないような物も多い昨今のテレビドラマにおいて、
ほぼ毎回滝沢・深田・窪塚・内山・石田の5人だけでストーリーが成立し、ちゃんと飽きさせない展開になっていたのが
印象的な作品でした。
S.O.S.~ベスト・オブ・アバ
ポップスというジャンルはその大衆性故か軽く見られがちだけれども、その美しさや楽しさは時代を超えて人の心を動かす。まさに、アバもそんな上質なポップスを息長く提供したグループであることを再認識させてくれるアルバムだ。白基調のコスチュームに身をまとったアグネタ、フリーダの二人の歌姫が舞い歌う姿、そんなに叩いて大丈夫と思わせる派手なピアノ演奏が瞼に蘇る。チアフルなもの、しっとりとしたもの、すべての曲が懐かしいだけではない名曲だけに収録曲についてはもはや能書きは必要ないだろう。スウェーデンというちょっと異色な国から来たスーパー・グループ「アバ」の生んだヒット曲の数々ににしばし心踊らせたい。