キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン [DVD]
大げさに聞こえるかもしれないが、この映画どこ切っても最高の出来だと思った。
大いなるファザコンのレオの演技には泣かされた。ひたすら家族の再生を願って詐欺を続けていくレオ演じるフランクの孤独をふとした表情で見せるレオの演技は超一級の俳優であることを証明している。
軽いタッチで描かれているが、実は人間の根底にある愛情への枯渇を描いてい居る。
特にナット・キング・コールの「the christmas song」が流れるシーンのレオの演技は思い出すだけでも涙が出るくらい。出演人の誰もに暖かい心を感じられる。これは天才詐欺師を描いているが、実はハートウォーミングな映画だ。
レオには関心なかったが、この映画をきっかけに「驚くべき天才俳優」として今私の中ではレオは君臨している。
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン [DVD]
よくできた映画でした。ディカプリオ扮する主人公の裕福で幸せな頃から始まるも、やがて父親の事業の失敗と両親の離婚をきっかけに家を飛び出すことになる。生きるために小切手詐欺を思いつくが、あえなく失敗に終わり銀行で門前払いに会ってしまう。そんな落胆して道を歩いていた少年が街中で颯爽とタクシーから降り、ホテルへ入っていくパイロット達の華やかな光景を目にする。そこからがパイロット、医者、弁護士に成りすまし天性の詐欺師としての本領を発揮することになる。見ていてその詐欺師になりきった演技力に感嘆してしまう。それとは対照的に昔の幸せだった家庭への憧れ、家族を幸せにしてあげたいとの思いが根底に流れていてる。最後は悲しいシーン、ほろ苦いシーン、いろいろ取り混ぜハッピーエンドを思わせるシーンで終わる。休日の昼下がりの娯楽としてどうぞ。
Catch Me If You Can
ジョン・ウィリアムスのオリジナル曲に「イパネマの娘」やNat King Coleのクリスマスソングなどが入っていて、
なかなかオトク感のあるトラックです。
特にシナトラの「Come Fly With Me」はピッタリと映像にマッチしています!
(スペース・カウボーイでシナトラの「Fly Me To The Moon」が流れたときと同様の効果)
オリジナル曲も木管(特にサックス)や弦の音色がとても効果的で、映画同様テンポがよくリズミカルな曲もあれば、
父親を想う「回想」という曲がはかなげで名曲です。
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン (DHC完全字幕シリーズ)
映画"Catch me if you can"は面白かったし、たまたま家にこの本があったので"Catch me 〜"のディクテーションをしました。あとで映画見なくても英文チェックできてお徳だなーっと思ってぱらりぱらりとめくってさてチェックっと思ったら、、、、、え、え、え、あ、え、あ、そうなんですか!?麻生なんですか!?(総裁選近いですね…)
という感じ。
ミスが多すぎる
もしかして映画の台本だから本番でデカプリオやトム
・ハンクス様がアドリブしたのかなーと思いつつ間違いを発見しては
今まさに書き込んでます。
ちょっとミスを挙げると
・be going to は全部(おそらく)willになっている!
→多すぎて訂正は大変です。ちょっとぐちゃぐちゃしてきます
・Thank you. Excuse me. really actually などちょっとした言葉が
抜けてる
・しばしば文章が抜けていて、その周囲の英文が微妙に違う
・Quiet down,people. がPipe down,people. ←意味は似ている
これは非常に興味深いミスです。
訂正を書き込んだおかげで
世界で一つだけの台本ができました。
これからもこの本を大事にしていきます。
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン [DVD]
テンポがよくって、2時間を超える作品なのにあっという間に終わった感じ。楽しめました。レオナルド・ディカプリオは年を共に、ルックスだけに頼らない魅力的な役者になっている。これから益々いい役者になっていくと思う。トム・ハンクスは本当にカメレオン俳優、やっぱり上手い。
これが事実に基づいた話と聞いてびっくり。こんな詐欺師だったらだまされてしまうだろうな。一流の詐欺師になる人は、頭脳と人間的魅力(ルックスだけでなく)も備わっているのだとつくづく思った。後味も悪くないし、一流の娯楽作。