新サラリーマン金太郎 1 (ヤングジャンプコミックス)
「サラリーマン金太郎」は、今回で、何と3回目の連載開始となる。近年の本宮氏は、次々と新作の連載を開始してもなかなかヒット作が出ず、結局、この傑出したヒット作「サラリーマン金太郎」に戻らざるを得ないといった感がある。
たしかに、この作品は、誰もが熱血漫画の主人公にはなり得ないと思うようなサラリーマンを、熱血漫画の主人公に据えてしまったという点だけでも、画期的なものだった。また、内容的にも、本宮氏らしい昔ながらのハチャメチャな豪快さと、本宮氏が日頃からよく勉強し、政治、経済、社会の表も裏もよく知っていることを窺わせる迫真のリアリティの両面を合わせ持った読み応えのあるものであり、私は、この作品こそが、過去、現在を通した本宮氏の最高傑作だと思っている。
ただ、私は、今回の3回目の連載を、既発の第2巻まで読んでみたのだが、少なくともここまでの展開を読む限り、長期連載物の常としてのマンネリ化の兆候と、漫画としてのパワーが落ちてきていることを感じてしまうのだ。
まず、今回の舞台もアラブをメインに設定しているのだが、いくら「これからの百年は、世界中から国境がなくなる」というコンセプトで描くにせよ、読む方としては、「また、アラブ?金太郎を活躍させる舞台は、アラブ以外にないの?」と思ってしまうのだ。美鈴との関係で、思わせ振りに登場させた桜井も、キャラが中途半端で、全く生きていない。
それと、前シリーズの「マネーウォーズ編」から、連載開始時までの世の中の動きを後追いして、ストーリーを組み立てるという傾向が顕著に出てきているのだが、この手法だと、オリジナリティもパワーも弱くなってしまう。また、ストーリーが世の中の現実の動きに追い付いた時点で先に進むことができなくなるので、結局、今シリーズも、前シリーズのように、連載が長続きしないで終わってしまうのではないかという危惧も抱いてしまうのだ。
悪魔の呪文「誠意を示せ!」―悪質クレーマー撃退の50ポイント (シリーズ“負けない企業人”になるための本)
大変いい本に出会いました。
通販とかで顧客対応している人や会社にとって、バイブルになることができる本だと思います。
さすが弁護士だけあって実例に基づいて、具体的に書いてあります。
なおかつ学術書のような感じで、遊びがないところが気に入った。
「社長を出せ」というような対応本もいっぱい読んだが、極端な例に対して、こんなに特殊に対応して解決したというような、面白おかしく書いてあるような本が多い中、この本は本当にクレームに対して真摯に対策を教えてくれる。
ただ、この本に出てくるのは、本当のクレーマーというか暴力団とか右翼のレベルまで行っているので、うちはここまでないという安心感?もあるのでじっくり読めたのだと思う。
基本的な
・誠意を持って
・記録をつけて
・即答を避ける
などの部分から始まって、
・クレームのパターン
・お客様第一主義の呪縛を解く
・法的根拠のない支出は会社に対する背任だ
・顧客平等主義に照らし合わせて判断
・社内で情報の共有化
などに触れて、
・誠意を示せに対する対応法
・社会的道義的責任に対しての対応法
などの応用編にも触れて、最後の最後は、暴力団との戦い方のような上級編?にも触れていて、巻末には内容証明の文書の書き方の事例までついている。
サラリーマン金太郎(マネーウォーズ編) 4 (ヤングジャンプコミックス)
「サラリーマン金太郎」は1994年から週刊ヤングジャンプに連載されたサラリーマン立志伝。暴走族「八州連合」の総長と言う経歴を持つ子持ちの元漁師がヤマト建設会長の命を救ったことにより、ヤマト建設に中途仮採用されサラリーマン人生を歩み、サラリーマンとして、人間として成長していく。本宮ひろ志氏の漫画なので見所はなんといっても主人公、金太郎の熱い男気と、その人格にまわりの人間が影響を受けていく様。常識にしばられない金太郎をはじめ、伊郷龍蔵や三田善吉、など一癖も二癖もある魅力的な人物が数多く登場し、決して成功話だけで流さずマンネリ化しないストーリーが素晴らしい。その本巻、大物フィクサー・三田に気に入られた金太郎はその縁で銀座ジャルダンのママ・美鈴と知り合い恋にお!ちる。金太郎は社命で荒船山トンネル工事現場に派遣されるが、そこはいわくつきの現場で・・・
ロデオメガミックス
でる台全てヒットさせるという離れ業をやってのけた
ロデオだけあって、やっぱりCDをつくっても素晴らしい
僕も友達から借りて気にいり、今回アマゾンで購入しましたが、
とにかくこれを聞いていると
スロットを打ちたい衝動にかられ、大変危険です
もちろん家で一人で聞いてもいいし、車でかけてもいいし
色々な使い道があると思います。
ロデオがサミーに吸収される前のバークレストから
ファンだったので、とにかくこのCDを聞いていると
第一弾のガメラから金太郎まで、今まで毎日のように
戦った日々が走馬灯のように頭の中をかけめぐります。
ロデオファンなら絶対もっていたい一枚であり、
ファンでなくても一回は聞いてみる価値があると
思います。
絶妙な曲の配分やリミックス感がとにかくお店で聞いていた実機
の音よりも新鮮で、聞いてて飽きないです。
個人的には絶対おすすめです