NHKドラマ10 セカンドバージン [DVD]
他の方も書いている通りNHKが製作する必要があったのかと疑問に感じました。
大人のトレンディドラマに少し重厚感を加味した感じです。
鈴木京香さんの演じる女性編集長は新人作家を育て、ベストセラーを出すバリバリのキャリアウーマン
それでいて若い才能のある男性から熱烈に愛され、そしてその人が自分の命すら彼女のために投げ出して
しまう。中年女性にはたまらなく気持ちいい展開です。
相手役の男性も魅力的です。
個人的にはとぼけた役柄を演じた段田さんが好きでした。
ちょっと現実離れした恋愛ドラマ(?)でしたが、俳優たちの演技力や演出、音楽なども含めしっかり作られていましたので最後まで一気にみてしまいました。
女性が楽しめるドラマです。
華麗なる一族 DVD-BOX
この原作のモデルになった山陽特殊製鋼に私の80歳になる父が勤めていたこともあり、とても興味深くドラマを見ました。
他の方が書かれていましたように、所々残念な箇所がありました。
木村拓哉さんも熱演はされてましたが、やはり私の中では時々昭和の鉄平ではなく平成の鉄平に見えてしまいました。(ファンの方にはもうしわけございませんが、設定的に少し無理な配役のように感じました。)
ですが、最終回の木村拓哉さんの表情には泣かされました。
全体的には映像も美しく丁寧に作られているのですが、なぜか少し物足りなさを感じてしまいました。
弁護士が説くDV解決マニュアル
私が至らないせいだと思い込み、相手を怒らせないようにとおびえて暮らし、DVカウンセリングを受けていた私ですが、この本に書かれているのを見て、いざとになったら・・と気持ちがしっかり持てるようになりました。今はこの本を何度も読み返し、お守りのように大切に隠し持っています。
回帰 細川俊夫作品集 音宇宙(9)
毎年レコ芸の現代曲受賞作品をチェックしているが、昨年度は日本人の細川氏の作品が受賞。確かにこれといった目新しい作品はここ数年上がっていなかったのだが。武満トーンが感じられるハープ協奏曲「回帰」、随所威嚇・崩壊を示し鳥肌が立った。「森の奥へ」では床をたたく足音が効果的に世界との関わりを示しているし、「相聞歌」では長唄を現代音楽タッチで表現している。最後の「想起」についてはマリンバという楽器から「うねり」を引き出したもの。アコースティックからの
環境音楽へのアプローチといったところか。全体にリラックスして傾聴できるのがいい。