あなたのわたし
伊東ゆかりさんは「小指の想い出」で知られたベテラン歌手ですが、私自身は今まで歌のうまい人だなぁという程度の印象で、特にファンというわけではありませんでした。ただ先日ラジオで偶然耳にした「あなたのもの」(アルバム3曲目)がとにかく気に入って購入しました。後で気がついたのですが、この曲の作者が小椋 佳さんで、昔大ファンでした。うーん、そう言われればこのメロディ確かに彼のものだと納得しました。やはり彼の書いた曲で、かつて美空ひばりさんが歌った「愛燦燦」も大変な名曲ですが、これも皆に愛唱されるようになるのでは、そうなって欲しいと思うような素敵な曲です。
アルバムのその他の曲も伊東さんのヴォーカルが光る名曲揃いで、洋楽っぽい曲、ジャズ・テイストの曲など全てが聴きやすく安心感がありくつろぎの時にピッタリです。ちょっと何か歌もので聴いてみたいなとお思いの大人の方は特にお奨めの一枚。ほっとするひと時を約束しますよ。
UDON スタンダード・エディション [DVD]
主力キャストももちろん豪華ですが、いろんなところに出てくる出てくる有名人!
話の進むテンポがよく、飽きることなく最後まで楽しめました♪
随所に笑いの要素を加えながらも最後はほろりと感動。
見終わる頃には讃岐へうどんツアーに行きたくなる事でしょう。
ラーメンズ The Box Set of Four Titles Rahmens [DVD]
初期ヨリヌキ作品集「零の箱式」と、伝説となった通称“漢字三部作”の「椿」「鯨」「雀」を同梱したDVDボックス。
価格は1万円と割高ですが、絶対に損はしません。
初期作品を集めた「零の箱式」には、あの名作コント「現代片桐概論」「タカシと父さん」や「日本語学校フランス篇」を収録。
もはやお笑いというよりも芸術の域に達した「椿」には、コントの既成概念をぶち破った「ドラマチックカウント」、そして待望の日本語学校シリーズ新作「日本語学校アメリカン」が収録されています。
異才・小林賢太郎氏の脚本が冴え渡る「鯨」には、「Rahmens 0001 select」にも収録されている「バースデー」「器用で不器用な男と不器用で器用な男の話」、そして個人的にオススメな、ホロリとこさせる「絵かき歌」を収録。
小林賢太郎氏大暴走の「雀」には、あのテーマパークをモチーフにしてしまった「プレオープン」、小林氏自ら壊れ役を演じる「ネイノーさん」などがあります。
勢いだけのバカコントから、無言のマイム劇、最後にホロリとこさせる「ちょっといい話」まで。ラーメンズの才能はとどまるところを知りません。
最近ラーメンズが気になるんだよね、というアナタ。
是非とも購入を!
ラーメンズ片桐仁のおしえて何故ならしりたがりだから (TOKYO NEWS MOOK)
TOWERの物販で、片桐さんの直筆サインに釣られて購入しました。1話完結の工場(現場)見学コラムが約30編あり、片桐さんの絵、写真もたくさん載せられています。巻末には、ポストカードが10枚付いています。
文章はいつも「どうも、ラーメンズの……な方、片桐仁です。」で始まり、ここでクスっと笑ってしまうことがしばしば。フィギュア関係の工場、公にするのがややタブーとも思えるようなアダルト商品の工場や現場、食品工場などなど、「言われてみたらどんな風に作られているか気になるかも」という感じの好奇心そそるテーマです。中にはマニアックすぎて、初めて知るようなものもあるのですが、それもそれで面白いです。
文章には片桐さんのかわいらしさや発想の異常さ(!?)、想像力の豊かさがあふれていています。何より、楽しんでいる片桐さんの興奮が伝わるようで、読んでいる方も楽しくなります。1000円という価格は、サクサク読めるという意味でとても妥当に思えます。細部にまで片桐さんの面白さを引き出しているデザインもいい味を出しています。ラーメンズファンならぜひ買いです!