感染遊戯
姫川シリーズの番外編のような作品。最初は短編集を思わせるような独立した事件が続き、主人公もそれぞれ異なる刑事となっているが、最終章で全ての事件が一本の線でつながっていく展開はそこそこ楽しめた。
ただ、今回は殺人事件が発生しているのに緊迫感がなかったし、警察の捜査もガンテツに振り回されてなかなか進まず、連続殺人を思わせるような展開も中途半端に終わってしまったのが残念だった。
ストロベリー・オンザ・ショートケーキ 1 [DVD]
タッキーのファンです。タッキーの切ない片想いを描いた作品です。タッキー演じる主人公まなとは父の再婚で血のつながらない妹の唯に告白できない恋をしてしまう。幼なじみの遙とつき合うが唯への想いを見抜かれてしまう。唯は先輩にふられやさしくしてくれるまなとを好きになっていく。この作品は「片想い」の切なさ・恋しさと恋愛のいとしさがストーリー展開になっているとてもいい作品です。恋に奥手なまなとをタッキーがうまく演じていてラストはハッピーエンド。そこまでの恋の紆余曲折に「片想い」っていいなあと感じました。やさしいタッキーの笑顔が素敵です。
フジテレビ系火9ドラマ「ストロベリーナイト」オリジナルサウンドトラック
私は原作を読まずと言いますか、知らずにドラマを観てストロベリーナイトの世界の虜になりました。
ドラマの最終回を迎え、もう観れなくなってしまう(映画化がありますが) と思うととても寂しい気分になり、もう一度このストロベリーナイトの残酷だが色んな人間のドラマが詰まった世界に浸りたいと思い、原作のストロベリーナイト、そしてソウルケイジを読み始めました。
そしてこのサウンドトラックを聴きながら原作を読んで行くと、ドラマの中では語られなかった登場人物それぞれの想いや、描かれていなかった場面でさえあのテレビで見ていた役者の方々が演じてくれる映像が自分の頭の中でリアルに再現されていき、作品のもっともっと深い部分を知ることができました。
特に、メインテーマ曲となる ストロベリーナイト が一番好きです。残酷な世界でも強く生きていこうとする部分が垣間見れる、まさに主人公の姫川玲子をイメージさせる曲になっています。
本当に素晴らしいサントラだと心から思えるアルバムです。