Live Album
1970年11月リリース
前作「Closer to Home」で中学2年生でGFRをReal体験して吹っ飛び、「Red Album」「OnTime」と遡って聴いていた時期に、深夜放送ラジオのオールナイト日本でDJ亀淵昭信(今は社長)が他に先駆けて発売前の速報として最初にOnAirしたのがIntroduction〜Are You Ready、Heartbreaker、Mark say's Alrightだったと確信する。
自分にとっては歴史的な事件となり、餓鬼のくせに生意気に札幌のレコード屋に輸入盤を予約し、今となっては大変貴重なUS初盤を手に入れた。音は当時の真空管ステレオで音圧申し分無しで、Introductionから興奮しまくり、Are You Readyがスタートしたときは心臓が破裂しそうになって、そのまま正座して全曲聴いてしまった記憶がある。その後、「Survival」「E Pluribus Funk」も同様にUS初盤を購入して宝物として大事にしている。今回、Re-Masterということで初版CDを捨てて買い直し。中々の音ですよ。いい仕事しましたね。でも、Introductionが前半部分削除されてますね。あの待ち遠しい気持ちが短くなって少し残念でした。演奏された曲は文句なし、演奏技術がどうのこうのと言っていた当時のミュージッシャンは今はもう廃れていない。このシンプルな演奏こそがRockなのだということを全く理解していかったってことさ。真似して演ってみ!全く似合わないよ君には。これがOriginalityだよ。
Living Legends of Rock & Roll [DVD] [Import]
リージョン1という難点を除けば、もっともコストパフォーマンスの優れたミュージックDVDのひとつといえます。何しろ、今もバリバリの現役であるSTYXやクリストファー・クロスはもとより、御大マーク・ファナー(GFR)、ジョン・ケイ(ステッペンウルフ)が登場し元気な姿を見せてくれます。タイトルにある”生きた伝説”とはよく言ったもの。(しかし、久々に見るマークの拳を突き上げるシーンは実にかっこいい!)これら超ベテランと若いサポートメンバーのコンビネーションも絶妙で、オリジナルナンバーを彷彿させる堅実な演奏が印象的。他にも70年代、80年代のロックシーンを盛り立てたバンドが数多く登場し、ほのかな感動的を与えてくれます。
CLOSER TO HOME
私は初期の代表作だと思っております。代表作は「アイム・ユア・キャプテン」、いいですねエ。海の音と共に「アイム・ユア・キャプテン」「クローサー・トウ・ホーム」いいですねエ。ドラマチックです。マーク・ファーナーの声が実に艶やかで素晴らしいです。ニューヨークでの馬鹿でかい看板が話題になった一番油が乗っていたときのGFRの代表作です。
On Time
私が始めて買ったアルバム(レコード)がこの「グランド・ファンク・レイルロード登場」です。
とに角一曲目でぶっ飛びました。
確かに「ハート・ブレイカー」は日本人好みのするいい曲だと思いますが、私は「エニバディズ・アンサー」がとても好きです(メロディーといいアレンジといい最高です)
当時「タイム・マシン」がシングル・カットされてましたが「何でこの曲?」と思ったものです(その気持ちは今も変わりません)
しかしアルバムとしてはバランスのとれた良いアルバムだと思います。
Greatest Hits
英国ハード・ロック全盛期であった70年代初頭において、唯一それらに真正面から対抗できた米国のバンドがこのGRAND FUNK RAILROAD。ここ日本でも豪雨の中の後楽園球場で行ったライヴは現在でも伝説の一つとして語り継がれていますが、本作はそんな彼らが残した豪快で明解で痛快なM1、M5、M6、M7、M8、M13、M14などの如何にも“アメリカらしい”永遠の名曲の数々を収めたファン納得のベスト盤。コレを聴いて、エアロスミスやキッスなどの後続の多くの米国のバンドが歩んだその栄光の道を切り開いた彼らの偉大さに気がつけたなら、彼らの真骨頂とも言える姿を捉えた1970年発売のライヴ盤『Live Album』もオススメします。