スリー・アワーズ・オブ・サン
ひとりで全パートをこなす”一人バンド”は掃いて捨てるほど存在するわけだけども、
このバンドはPCオタクなインダストリアル系やブラックメタル系に比べて、
いい音を出してると思う。
しかし、商品としてはいいのかもしれないけど、
毒にも薬にもならない。
Mind Tricks
イタリア産メロデスDisarmonia Mundiの3th。
前作で示した方向性をさらに押し進めた大傑作アルバム。
ビョーンもボーカルも咆哮のみで無駄なクリーンボーカルを使ってない、というよりもエットレのクリーンボーカルがうますぎてビョーンのクリーンボーカルは必要ないですが。
所謂メロデスですが、とてもキャッチーで耳に残るメロディが多いです。2曲目のサビなんかは一回聴いたら口ずさめるくらいのメロディです。
ここまで疾走曲とミドルテンポの曲のバランスがいいアルバムっていうのはなかなかないんじゃないでしょうか。
全曲オススメの捨て曲なしの名盤です。
プリンセス・ジブリ II
安心のクオリティ
聴いた印象としては、前作を作る過程で候補から落ちた曲に少し足したり変えたりして作ったのかなぁと思った。
前作に比べると聴き応えない気がするけど、それでも十分にかっこいいし聴きやすい。
メタルを聴かないような人達にはこちらのが聴きやすいかな?
とはいえ前作の有名曲も素晴らしい出来なので聴いて欲しいですが。
個人的に好きな曲は
#3の風の谷のナウシカ
#6の愛は花、君はその種子
#7のOn Your Mark
#8の海の見える街
#10の人生のメリーゴーランド
とりあえず買って聴いて欲しいです
満足はするし、メタルへの投資という意味でも
ジ・アイソレイション・ゲーム
今作も楽曲は鬼才エットレによる全面プロデュース。
天賦の才能を今作でも存分に発揮しており、質の高い情緒的メロディの数々にはただただ圧倒されます。とにかくメロディセンスがずば抜けている。
解説にも書いてあるけど、前作と比べて速さを意識した楽曲が多いですね。2ndに回帰しています。
演奏も基本的に全てエットレ氏が担当していますが、GtについてはNightrageのギタリストolof氏がゲスト参加しているとのこと。
2ndと比べるとややキラー曲不足な感もある。とはいえ他に類を見ない高レベルな作品であった2ndと比べて、という話であり、
今期メロデスの中ではイチオシの作品である、と自信を持って言える。
個人的には2,3,5,10,12辺りが特に気に入ってます。