永遠の束縛―LoveSick僕は貴方の家来 (アクアノベルズ)
舞台は新宿、歌舞伎町。
「キッド」と言う名のバー兼ホストクラブを任されている主人公、穂邑。
夜の世界・黒社会・男社会、決して甘くないそれでいて淫靡な大人の世界。
彼を取り巻く運命とは・・・?
導かれる扉を開けたなら・・・眠れぬ夜へと貴方を誘う・・・
待ちに待った小説です。
この作品、読んだら本当にハマります。
webの番外編?みたいな感じですがこの話が本になることをファンはずっと待っていました。
何よりキャラがしっかり出来あがっているので初めて読む方でもきっと虜になります!
今までそういう世界が苦手だと思っていた方に是非お薦めしたい。
好きな方にはより一層ハマる一冊になるに違いない。
ハーフボイルドピカレスク浪漫、詳しく書くとネタバレになって面白!くないですから
とにかく女性も男性も性別関係なくお薦めしたい一冊です。
貴方が好きなキャラは誰ですか?
自分は仁木が大好きです。
さぁ、貴方も眠れぬ夜を・・・
NIGHT BLOOD 4 (モーニングKC)
見習いから1人のホストとして新たなスタートを切った亮。
見習いの時には見えなかったモノが見え始め、考え、苦しみ、育っていく姿は、やはり亮っていいオトコです。
ホスト~?とか言って読まない人は大損してます。
3巻から登場した韓国から来たホスト達を通して、日本と韓国とに、戦争という過去があったこと、そしてそれを今の日本人がどう思っているのかということを 読者としても考えさせられます。ヘタなTVのワイドショーよりも ずっとずっとこの問題に関しては、このNBの方が素直に向き合えます。
(作者のこだわりでもあった、一部のセリフについても変更されてます)
テーマはしっかりあれど、肩肘張らず読めます。
NIGHT BLOOD 1 (モーニングKC)
久し振りに内容だけで読んだ漫画。
キャラクターが異様にしっかり立ってる印象があるのは、作者が長年HPで育ててきたかららしいですね。
確かに設定を毛嫌いする人は多いと思うけど、そんなに目障りな感じもしないですよ。
ホストの側も個性的で良いですけど、ゲストで登場する客の方も印象的です。
主役の亮は、色んな事情を持ってホストクラブに通う女性達の魅力を引っ張り出すのが本当に上手です。
顔が可愛い訳じゃなくても、十分魅力的。そのあたりもこの漫画の見所だと思います。
興味を持たれたらどうぞ読んでみてください。
NIGHT BLOOD 6 (イブニングKC)
作者の主張がきっちりしているので設定、内容ともに好き嫌いがはっきり分かれる作品です。
扱う事柄も何だか批判を貰いそうなものばかりですし。
それでも、キャラ達のもつ強さと弱さに引っ張られてしまう。
久し振りに、よい作品に出会ました。
打ち切りに至る経緯は6巻の作者コメントからなんとなく察しはつきますが残念でなりません。
まだまだ、彼らの先が見たかった。
NIGHT BLOOD 5 (イブニングKC)
ヘルプからひとり立ちした亮。
一人前としてやっていくには、失うもの、そして得なければならないもの、
自分の周りの人、そのつながり、
これまでには見えなかった様々なものが見えてきます。
結構辛い展開が続く、ハードな5巻です。
でも、新しい亮の可能性も感じられます。
(オマケ:いつも気になっていたKIDの3位、兼人の顔が分かってうれしかったな)