完全図解・宇宙手帳―世界の宇宙開発活動「全記録」 (ブルーバックス)
レビュー者は「NASDA NOTE (2003年版)」(監修 宇宙開発事業団、発行 日本宇宙フォーラム、総ページ数475)を持っていて、本書の内容とレイアウトを見て、類似していることに気づき、著者の経歴を見て「そうか」と納得させられました。
「NASDA NOTE」は宇宙開発事業団に関わる内容に限定されるのに対して、本書は宇宙や世界の宇宙開発、宇宙機に関する幅広い内容を収録したデータベースとして使えるもので、宇宙開発(探査を含む)について調べるのに重宝します。内容から対象読者は宇宙開発についてある程度知識のある人といえます。
データブックという性格から、2, 3年に一度、本書の改訂版を発行していくことを出版社に希望します。
小惑星探査機はやぶさ スノードーム (イトカワ)
珍しいスノードームのはやぶさと小惑星イトカワ。写真ではわからないのですが、中に入っているラメの色合いが大変すばらしい。たっぷりのラメが蒼、紺碧、金色、ピンクときらめき、振らなくてもドーム全体が青く輝いています。さながら全天球映像の星空のようです!部屋の明るさによって異なる雰囲気が出て、日光の下では地球付近、ライトの下ではイトカワ付近…なんて想像してしまいます。はやぶさとイトカワ自体の作りは甘く、手作り感のような風合いがあります。細かいディテールよりも雰囲気を味わう作品ですねww
ちなみに後ろにはペンを立てる穴が2つ空いています。私は紙で作ったロケットや、JAXAの先生にサインしてもらった時のサインペンを立てたりしています。手のひらサイズで場所も取りません。プラスチックなのでそれほど重くなく、割れる心配も少ないかと思います。
ぼくがHTVです―宇宙船「こうのとり」のお話
理由その一
大きく固い本なので、夢中になって大きく開くと、周りの邪魔になります。
理由その二
お絵かきソフトでざっくり描かれたようでいて、きちんとディテールを捉えたイラストが、車内で開くにはかわいらしすぎます。
ちょっと恥ずかしいです。
理由その三
車内で読むと、どうしても両手ふさがります。ハンカチをあらかじめ出しとかないと本をぬらしちゃいます。涙で…
開発当初は、「ISSにドッキングしないことが一番安全」と揶揄された「HTV」。
開発した方々の執念と、実際運用に携わった方々の思いが、一号機の「おしごと」を通して伝わってきます。
「はやぶさ」に涙した方なら、絶対に読んでみてください。
太陽系とロケットの歴史 [DVD]
映像で見るアメリカ航空博物館といったところでしょうか。
アメリカ人の案内役がナレーションしています。(吹き替え)
H2ロケットの組み立て風景も入っていました。
日本人のナレーターは鼻が詰まってるようです。聞きにくい。
映像は当時のノイズ入り。IMAXみたいに綺麗ではありませんでした。
一部いつもの見慣れた映像もあったがまあまあおもしろかった。