SOIL 6 (BEAM COMIX)
一家の失踪事件を追っての物語も相当深い淵にまで辿り着いた気がしますが、
未だその輪郭しか観えず、、って感じです。
ここまで来るとコレはまさに日本版『ツインピークス』だろうと感じる。
デヴィッド・リンチみたくオカルトに逃げてるのが気になるけど、
作者はその先を何か掴んでいる気がするので今後も瞳が離せない。。。
この大風呂敷が畳めるのか、
それとも最期に波状するのか。
最後まで注目する価値のある作品だと思います。
SOIL 11 (ビームコミックス)
ネタバレするような真似はしたくないので簡潔に記す。
長期に亘っての連載であったが、作者が思い描くラストに無事たどり着いた模様。
1巻から読み直してみて最初に感じたのは、「ここまで丁寧に細部まで設定、配置が成されていたのか」という驚きだった。
行き当たりばったりのストーリーテリングではなく、ゴールをきっちり見据えた確実な足取り。息切れすることなく、モチベーションを切らすことなく、最後までペースは落ちなかった…と思う。
これを成し遂げたカネコアツシ氏の力量、そして序盤からブン投げかつ、読者置いてきぼりな展開にOKを出したコミックビーム編集部の度量に喝采を送りたい。打ち切られずにちゃんと完結したよ…よかった…w
バンビ (1) (Beam comix)
昔、本屋を駆けずりまわってやっと全巻揃えた
バンビ。友人に貸出したっきりになって諦めてたけど
やっぱり手元に欲しい!全巻まとめて買い戻しました。
やっぱりブチ切れてるバンビ最高!!ストレス満載生活の人はゼヒ。
Wet Moon 1 (ビームコミックス)
まるで名作映画のコンテの様なコマ割り、謎を抱えた癖のある登場人物、カネコファンならニヤリとする演出、たまらん!!
個人的に前作SOILは途中寄り道し過ぎて中だるみした印象があったので今回は短く纏めてくれるとうれしいかな。
ともあれ続きが気になって仕方がない!