ワン・モア・カー、ワン・モア・ライダー~ライヴ・イン・LA 2001 [DVD]
どうも、クラプトンと聞くと、いい言い方をすると「大人な感じ」、悪い言い方だと「おやじくさい感じ」という印象を受けてしまいます。しかし、私のような20代前半の人が視ても(聴いても)、逆に非常に新鮮な感じがします。このライブはクラプトンの最後のワールドツアーの1日を収録したものらしいですが、「最後のワールドツアー」を抜きにしても、最高です!また、キーボードにビリー プレストンが参加していることによって、興味深い「音」になっています(彼をフューチャーした「Will It Go Round in Circles?」も収録)!曲によってはCDのどうタイトルとは違うテイクが収録されている(というかCDはDVDの収録日を中心としたいろいろな日からのピックアップで、DVDは差し替えなしっぽいです。)ので、見逃せません!超推薦!
エリック・クラプトン「チェンジ・ザ・ワールド」1曲マスター [VHS]
クラプトンの大ヒット作、「チェンジ・ザ・ワールド」をソロギターにアレンジして学習するビデオです。如何せん原曲が素晴らしいので、練習していて楽しめます。
一曲丸ごとタブ譜も付いており、ジャジィなコードワークが苦手なロックギタリストの方も取り組みやすい内容になっています。
ただ、もう少しフィンガーピッキングの基礎を解説してくれた方が良かったかと思います。(殆どのロックギタリストはフィンガーピッキングに慣れていないと思うので)
Eric Clapton: From the Album Eric Clapton Unplugged
オリジナルとはかなり趣の違うアレンジになっています。
とりあえずクラプトンの曲が弾ければ良いと思っている人にはお勧めです。
これだけの曲が詰め込まれていて、この値段はお得だと思います。
初心者向けなので、少し手を掛けて自分なりにコードを工夫したりすれば、結構遊べます。
エリック・クラプトン (光文社新書)
クラプトンの人生はとても暗くて陰気だ。クラプトンの自伝も読んだが陰気で神経質で一緒に働きたくないタイプの人間だということがよくわかる。女性のこと、ドラッグのこと、バンドのこと、家族のこと・・・どの切り口からも明るい人生が垣間見られない。華やかに見える天才ミュージシャンの表の世界と裏のプライベート。同じように波乱万丈なキース・リチャーズの人生は人柄も含めて何となく明るいし付いて行きたくなるような魅力があるのにクラプトンにはそれがない。
さて本書、その陰気なクラプトンの人生をかいつまんで分かりやすく読者に伝え、ついでに客観的なアルバム評をくっつけた、それこそクラプトンをあまり知らない人にとってはまずまずのイントロになるのではないだろうか。文体も読みやすくところどころにアルバムジャケ写を載せるなどして工夫されている。筆者の独断も混在して入るもののそう大きくかけ離れたものでもなく納得のいく一冊である。