アクチュール・ステージ (キネ旬ムック)
インタビューが掲載されていたので購入しました。 でも他の方々のインタビューも読みごたえがあってよかったです。 ただ値段が1200円というのは高すぎます。せめて980円とか1000円出してお釣りがくる値段にして欲しいです。 まぁ、いま旬の若手俳優さんからベテラン俳優さんまで幅広い方々の貴重なインタビューなので(そうでなくともヤスケンさんが載っているので)大事に保存しておこうと思います。 20頁にわたる向井理さんのロングインタビューはファン必見ですよ!! でもくどいようですが私はヤスケンさん目当てで購入しましたf^_^;
時計じかけのオレンジ オリジナル・サウンドトラック
音楽が強烈に引っぱってゆく映画なので、このサントラ盤はあの映画の魔力に酔った人には絶対お薦めです。
ウェンディー・カルロス(映画公開当時はウォルター・カルロス)はSwitched on Bachで名をあげた人で、本作はそのベートーヴェン版という趣があり、Switched on Bach好きの人にもお薦め。その他、威風堂々のようなしっかりしたオケの演奏もあり、ジーン・ケリーの歌もありで、飽きることのないサントラ盤です。
時計じかけのオレンジ 完全版 (ハヤカワepi文庫 ハ 1-1)
主人公アレックスと仲間が暴力に明け暮れる毎日が主人公アレックスによって語られるストーリー。『ナッドサット』という若者の俗語が頻繁に使われ、読者に語りかけてくる。
個人的には最後まで読み終えた後に残るなんだか納得のいかない感じが気になった。その原因こそ、この『完全版』に収録されている第7章によるものである。
第7章抜きでは、全くのディストピア作品であり、納得のいくエンターテイメント作品で終わったかもしれない。しかしこの第7章の存在が、この作品の風向きを大きく変えてしまう。それが作者の最も表現したかった部分かもしれないが、個人的には納得できず消化不良のままだ。
清さすら感じる『超暴力』表現、若者が敏感に感じ取る臭覚の表現がスピーディーでサッパリしていて暴力に対する惨さを感じさせない。それは、主人公が暴力に対して罪悪感を持っていないということを非常にうまく表現していると思う。僕はそういう文章が気に入った。
余談だがイギリスの60年代ユースカルチャーに非常に影響された(影響した)ようだ。ブーツを履いて一流ストリートファッションに身を包み、仲間と暴力に明け暮れるその様はまさに、『暴力こそわが喜び』と掲げたイギリスのユースカルチャー、Oi SKINHEADSと全く同じである。個人的にはそこに一番引きつけられたかもしれない。
ベスト・シネマ・クラシック100
disc1〜2は有名映画で使われたクラシック曲とクラシックではないスター・ウォーズやロード・オブ・ザ・リング、タイタニックなどのテーマも混ぜられています。ジョン・ウィリアムズやモリコーネなどの映画音楽もクラシックの名曲に引けを取らない傑作であるとあらためて気付かされます。
disc3からは映画のテーマ曲は無くなってクラシック曲ばかりになりますが、disc3では主にモーツァルトの曲が収録されています。disc1〜5にモーツァルトの有名曲はだいたい収録されています。
disc4はピアノ曲が集められていてナインマンのピアノ・レッスンの曲で幕開けです。このdisc4が一番のお気に入りです。
disc5は映画の中で使われたオペラ曲が集められています。
disc6はバッハを中心としたバロック曲がメインになります。
discによってカテゴリー分けがされているので、ピアノが気に入ればまた別のピアノのCDに行けばいいし、自分の好みのジャンルや作曲家が見つけやすくなってます。
ほとんどの曲が一度は聞いたことのある有名曲ばかりなので、映画が好きでこれからクラシックを聴いてみようかなと思ってる人には良い入門CDだと思います。