懐かしのテレビまんが主題歌大全集
小生恥ずかしながら「チャージマン研!」はリアルタイムで(月〜金)観ていた世代である。
劇中、研が「チャアァジ〜〜ング!GOォォォ!!」と叫びチャージマンにチャージする時に、テーマソングがバックに炸裂していました。
もう一回聞きてぇ〜、「チャージマン研!」が収録されているCDが出ていないかなとAmazon.co.jpで検索、見事に発売されていました。
作曲は今は亡き宮内國郎氏だったんですな。
科学の鎧を身に固め,今日も飛び行く正義のために、僕らも続け勇気を持って、「チャージング!GO・GO研 GO・GO研」
その名も僕らのチャージマン。
ダメおやじ (1) (双葉文庫―名作シリーズ)
この本は、「ダメおやじ」シリーズの後半と言いますか、初期の破壊的なギャグ漫画時代のものではありません。
古谷三敏氏の「薀蓄(ウンチク)」モノに傾斜していて、ホノボノ、暖かな読後感のある作品集になっています。
古谷氏は、赤塚不二夫氏のフジオプロでアイデアスタッフとして赤塚ギャグ漫画を作り出してきた人です。
赤塚氏が、奥様に電話で言い訳している古谷氏を見て、ダメおやじを思いついたようなことをどこかに書いていました。
最初の頃は、赤塚氏もそうとうな割合で参画しているようです。
破壊ギャグから抜け出して、古谷氏の世界を作り上げていく過程にあるのがこの頃の「ダメおやじ」でしょう。
良い味が出ています。
ダメおやじ (7) (双葉文庫―名作シリーズ)
ダメおやじが徹底的に家庭でイジメを受ける件の話が納められています。
シチュエーション・ギャグというのでしょうか。唖然とさせる独特のギャグまんがです。
この巻のところどころ絵のタッチが変ってます。
赤塚不二夫氏とフジオプロが全面的にバックアップしていると伝えられていますのでその影響かもしれません。
今ではDVと言えば社会問題化していますが、このころはギャグで通じていたわけですね。
一家4人。ダメおやじ以外は、茶の間で食卓を囲んでTVを見ていたりするのが、久々に見ると妙にリアル感があります。
古谷氏が帰りが遅くなると必ず奥様に電話して了解を得ているのを横で見ていた赤塚氏が恐妻家から発想して辿りついた作品だそうです。
バカボンのパパとダメおやじというのは、オヤジの権威を失墜させた2大お父さんキャラと言えるかもしれません。
あの頃映画 「ダメおやじ」 [DVD]
三波伸介が急に懐かしくなったので、見てみました。
コミックの「ダメおやじ」をモチーフにしてるけど、違うのものです。
コミックばりのダメおやじの虐待シーンもあるけど、当時はこれがブラックユーモアで笑えた時代。
まさかほんとにやる奴はいないと信じられていたから。
でもいまだと、これをマネする輩もでてきそうなので、笑えない気もする。
映画では、オニババ冬子がダメおやじのことを心の底では想っているというのは救いです。
三波伸介の味のある演技もさることながら、
サブチャラの吉田日出子の若いころはなんともかわいらしい。
また、高度経済成長の時代のサラリーマンは出世が命、というのも時代感。
舞台背景の時代も、作られた「Always〜三丁目の夕日」ではなく
ほんとの時代なので、あの時代を見るのにはうってつけ。