「持たない」ビジネス 儲けのカラクリ (角川oneテーマ21)
とても薄い本なので、2時間ぐらいで読めます。
賃貸の方が持ち家よりも良いという主張から始まり、ダイエーとイトーヨーカ堂の経営の比較に発展させ、他業種においても同様であると例をあげながら解説し、最後に日本のモノづくりのありかたに対する持論で締めくくるという内容。
まあ、どこかで聞いたような話がほとんどで斬新な内容ではありませんが、暇つぶし目的だと気軽によめて面白かったです。
深呼吸の必要 [DVD]
沖縄の島で約1ヶ月間、サトウキビを刈る臨時バイト「きび刈り隊」に参加した若者達のストーリー。
広大なサトウキビ畑を期限までに刈る作業の中、時折参加した人々の背景を表すような出来事も起きるのだが、そんなに引っ張るでもなく、全員のバックグラウンドが明かされる訳でもなく淡々と描いている。
展開自体に特に意外性はないものの(というかややベタ)、初体験の作業を教えられて鎌と斧を持つ主人公達が段々と変わっていく姿を追う『きび刈り隊参加体験映画』という感じ。地味だが、まるで自分がひと夏のキビ刈りバイトに参加したような気になる、疑似体験のように印象に残る変わった映画。
爽やかな静けさを感じるラストはとても印象的。
深呼吸の必要 (初回限定版) [DVD]
若い男女の沖縄での35日間のバイト生活だが、その中で
恋愛もなければ、特別大きなイベントもない。メンバーの細かい
エピソードもあまり語られない。大自然の中で、ただひたすら
身体を動かして、キビ刈りをしていくだけである。
でも、キビ刈りを最後まで行うことで、がむしゃらであっても
目的に向かって実際に身体を動かしていくことの清清しさ、
最後までやりきったときの達成感、そして、同じ目的を
共有する仲間同士の連帯感を、キビ刈り隊のメンバーは
感じたのだと思う。
これらをよりダイレクトに伝えるために、最初に書いたような要素は
一切削られているようにも思える。沖縄の風景や、劇中の(小林武史の)
音楽との相乗効果もあり、観ている僕もとっても気持ちがよかった。
食いっぱぐれない「働き方」のテクニック (ビジネスファミ通)
「給与とは、相手を喜ばせた報酬である」
と言い切る著者は、知人の経営者に面接の質問内容についてアドバイスを求められた時、
「あなたがこれまで生きてきた中で、誰かを喜ばせた経験を聞かせてください」
という質問だけしなさいと言う。
つまり、その人が「お客様思考」かどうかが一番重要ですよということ。
本書は、現在TVなどでも活躍している著者の成功の要因が「超・お客様思考」的な姿勢を貫いて来たことにあり、また、それを実現するための方法論を自身の体験談を明け透けに紹介することで、分かりやすく理解してもらおうというタイプのビジネス書。
マーケティングやブランディングに関する情報についても、先述の「超・お客様思考」を提唱している本人だけあって、有りがちな専門用語の羅列ではなく、一度自分の体験談に準えてから、さらに大半の読者の生活レベルやスタイルに落とし込んで説明しているため、最後まで飽きることなく読破できる。
また、ひとつのジャンルに囚われず、「人を喜ばせること」で「利益に繋がる」ことであれば、どんな依頼にも工夫を凝らして応えてきた著者。
だからその経験談には実際に使えるノウハウが非常に豊富。(これにはちょっと驚く)
個人的には、成功に繋がった経験談と同様に、失敗談についても多く紹介してもらいたいと感じた部分もあるが(そんなに失敗してないのかも知れないが)、読み終わった時には、作品を通してのテーマでもある、
「実行しなければ全く意味無し。でも、一つでも動けば何かが変わる」
というメッセージに自然に共感でき、少しだけ背中を「ポンッ」と押されるような気がする。
恋の正しい方法は本にも設計図にも載っていない(初回生産限定版) [DVD]
『歴史映画』が好きで、『恋愛映画』は苦手な私ですが、この映画は、楽しめました。
鈴木裕樹さんと、中川翔子さんの演技、とても、いいです!!私、本業、建築士なので、『ん、あれ?』というところも、あるのですが、『フィクションの恋愛ドラマ』なので、OKです。
これからの、お二人の、ご活躍、期待しております!!