Dr.コトー診療所2004 DVD BOX
親子愛、夫婦愛、男どうしの熱い友情、そしてそれぞれの人物の新たな旅立ち…後半は特に涙が止まりませんでした。
「自分の家族だけは大丈夫」と思いたいものですが、
現実に誰かが病気になることで、いろんなことが変わってしまう。
でも、きっとそのことによって見えてくるものもある。
星野家の人物たちの葛藤を通じて、それを学びました。
このドラマを見ていると、突然ふりかかってくる病気の恐ろしさを感じますが、それ以上に人間っていいなと思えます。
昔は剛洋に漁師を継がせることしか考えていなかった剛利。
息子の夢を実現させるために、自分の大切なものを手放す男気に感動しました。
小さい島が舞台のドラマですが、ふだん私たちが忘れがちな、でも忘れてはいけない大切なことがたくさんちりばめられていると思います。
雷桜 スタンダード・エディション [DVD]
原作を読んでから観ましたが、よくできていると私は思います。
映画として再構成して、成功している例ではないでしょうか。
ストーリーも破綻無くスムースに感じられました。
俳優の演技力が光っていて楽しめました。
映画を観るときは、原作と無理に比べないことが大切です。
いったん忘れてまっさらな目で観ないと楽しめないし、時間がもったいないです。
CDジャーナルムック 小田和正読本
丸ごと小田和正というムックもすごいけれども、ビジュアルからインタビュー、楽譜に至るというのがなかなかの構成だと思う。
キャリアからいってとても1冊でまとまる人物ではないけれども、この1冊はなかなかの出来なのだ。
TOKYOコントロール 東京航空交通管制部 DVD-BOX
CSでやっていたドラマで、ぜひ見てみたいと思っていたのでDVDを買ってみました。そして航空管制はなかなか触れる機会がない職業でとても興味がありました。
いざ見てみると、とても面白い。一話目より二話、二話より三話と、回を重ねるごとに面白くなっていきます。一人ひとりのキャラクターもしっかりと描かれていて、だれが主演だかわからなくなるときもあるくらい、凝っています。最近のドラマは主演の人が映りすぎていたり、大まかな描写が多いですが、このドラマは作りが細かく、飽きさせません。ストーリーやセットもなかなかリアリティがあり、ドラマの世界に引きずり込まれます。航空管制官のドラマなので航空関係の用語は出てきますが、わからなくても十分楽しめる内容だと思います。もちろん、エアバンドを趣味で聞いている方や、航空機が好きな方もおすすめ。ハッピーフライトも面白かったですが、こちらのドラマもとても面白いです。
買って損はないです。
時任三郎・ノンモン
この本(写真&エッセイ)を手にしたのは、もうかなり昔(高校生の頃)のことなのですが、その当時も『わぁ、何か懐かしいなぁ』と思いました。でも決して色褪せているというわけではないのが不思議な感じです。時任三郎さんの写真集であるのに、被写体が本人以外の写真の方が多く、なかなか面白い写真があります。もちろん時任さんが撮影された写真がほとんどです。また、父である昭二氏が撮影した時任家の写真(小さい頃の三郎さん)は、父親のあたたかな視線から見た、愛しい子供の素敵なひとこまです。大阪芸大在学当時の写真も見ることができ、なかなか時代を感じさせます。近年のいわゆる『タレント写真集』とは違い、どこか懐かしくあたたかな写真集です。歳を重ねた現在の時任さんが、実はあまり変わっていらっしゃらないというところも必見かもしれませんね。機会があれば、是非パラパラと眺めてほしい1冊です。