「リーダー」の肖像―20世紀の光と影
歴史上の様々なリーダーから、リーダーの共通項を探っています。
目立つリーダーだけでなく、書物・研究を通してリーダーシップを世の中にあらわした人も対象にしています。
共通項は「ストーリー」。人の五感に訴える強烈なストーリーを語ることが重要だと解説しています。
トム・ピーターズのマニュフェスト(「魂」シリーズ)でも、本書は参照されています。また、ガードナーの「多重知能」も参照されています。
トム・ピーターズが参照する事で、ようやく認知心理学と経営学が結びついたといえます。
なお、本書はあくまでリーダー研究ですので、そのリーダーが何をしでかしたかについての善悪は無視しています。
とんでもない人もリーダーとして登場しますが、そこは研究だと割り切らないと、目次を見るだけでむかつきます。お気をつけ下さい。
アメイジング・グレイス~ベスト・オブ・ヘイリー
NHKテレビを見ていたらヘイリーの曲が流れてきた。
聴いた瞬間、彼女の歌声に感動した。
その後ラジオでも流れCD購入を決めた。
精神的に疲れたとき聴いて欲しい一枚だ。
http://blog.goo.ne.jp/masaki7
イマジネーションの戦争 (コレクション 戦争×文学)
芥川の「桃太郎」はおとぎ話に戦争の倫理を問う作品。安部の「鉄砲屋」は経済が戦争を引き起こす様を寓話にしたもの。筒井の「通いの軍隊」は戦争に日常性を持ち込んだ皮肉な作品。
伊藤はアフリカの紛争から、戦争から逃げられない少年のニヒルな状況を描く。モブの「既知との遭遇」は不条理さを観念的、断片的に描く。
小松の「春の軍隊」は平和な世界に理由なく嵐のように去来する戦争を描写。秋山の「おれはミサイル」は飛行機とミサイルに言葉を与えた、ある種クールで哀しげな作品。三崎の「鼓笛隊の襲来」は戦争と言うより災害のユーモアがある。青来の「スズメバチの戦闘機」は子供の探検に歴史などを仮託している。
星野の「煉獄ロック」は管理社会の青少年のディープな生活を表現。星新一の
「白い服の男」は戦争を厳禁する社会を描いて、かなり面白い。山本の「リトルガールふたたび」は現代日本の大衆を風刺する。田中の「犬と鴉」は苦痛に満ちた現代の戦時下を純文的に描き出す。
稲垣足穂の「薄い街」は本書で一番戦争らしくないビジュアルの面が目立つ作品。内田の「旅順入城式」は映像としての戦争をリリカルに描く。高橋新吉の「うちわ」は人間として骨のあるいい作品。赤川の「悪夢の果て」は筋がわかりやすい。小島の「城壁」はぼけたユーモアが光る。
どれも面白かった。最初の方の会田や奈良の絵の収録もいいと思う。
The Golden Oldies
全ての曲が福山雅治によって、新しく生まれ変わっている。といっても、アレンジがとても丁寧でアコギ中心なので、原曲の良さもそのまま残っている。
はっきり言って、これ以上のカバーアルバムはない!!原曲を殺さず、生き返らせている。
「青春の影」「コスモス」といったしっとりバラードから「勝手にしやがれ」まで歌い上げる福山には脱帽という他ない。
個人的には、上記の三曲と「浅草キッド」「ファイト」あたりが感涙ものだった。
誰もにオススメできる最高のアルバムです。
ベスト・アルバム
4度行った今回のツアーでとても心に染みた‘冬のメインストリート’が入っているだけでもう、楽しみで楽しみで仕方がありませんでした。
ライブでは、バックボーカルを務めた伊豆田さんとのハーモニーが抜群で、はじめて聞いた曲でありながら、頭の中でぐるぐると鳴りっぱなしでした。これから向かう季節‘冬’に向かって、とてもお勧めの曲です。ぜひ多くの方に聞いてほしいです。