ブレイブ・ストーリー~新説 20 (BUNCH COMICS)
私は、この最終巻を読んだ後に小説の方を読んでみましたが、
登場人物は同じでも、設定などは漫画と小説でかなり違うんですね。
だから「新説」と明記されているんでしょうか。
小説を読んだ後に漫画を読んだ方の評価は低いようですが、
原作と違うからこそ、先が読めない楽しさというのもあるのではと
私は思います。
ガチンコのファンタジーものですが、実際に戦っているのは
現実世界の何の変哲もないただの人間。
そのなんの変哲もないただの人間達が、自分の正義のために
戦っている個性あふれる登場人物達がどのような展開を
見せてくれるのか。
1巻からこの最終20巻まで読んでみて、自らの運命を変えたいと
強く願う主人公ワタルに感情移入させられましたし、
感動の出会いと別れなど、さながらロールプレイングゲームを
しているかのような感覚に年甲斐もなくワクワクさせられました。
ヒマな時間があると、よく1巻から読みかえしています。
自分にとっては名作の一つになりました。
全能のノア 3 (BUNCH COMICS)
コレってつまり打ち切りですよね?
それとも話が元々こんな終わり方なんでしょうか?スゴいもったいないです(>_<)読み終わったあとあれ?これ終わりなの?って終わり方ですごい胸がモヤモヤしました。
ストーリー.絵.キャラがとても魅力的なだけにすごい残念です(・_・;)
小野先生の絵はブレイブストーリーをへてかなり変わりましたがとても大好きです。普通にイラスト集を出してほしいくらいです(≧▽≦)
しかしあれですね。今更なんですが絵がいいだけでは漫画は続かないんですね。今までこういう事はなかったので分からなかったんですが、絵が良い=ストーリーも良いみたいな感じだったので
色々と勉強になりました。正直全能のノアは打ち切りではなかったと信じたいです(*u_u)
しかし小野先生の次回作にはとても期待しています。出来ればまた冒険ファンタジー物で挑戦してもらいたいです。
ほんと小野先生の絵にはいつも引き込まれて困りますよ〜(>_<)ノシ
小野先生!!陰ながら応援してます。
ブッシメン!THE IMAGE MAKER (1) (イブニングKC)
仏像作りとフィギュア作り。
「願い」と「信仰」の偶像化と、「欲望」と「妄想」の偶像化。
近いんだか遠いんだか分からないこの両者を、1つの作品世界にまとめたアイデアはとても面白い。
着眼点「だけ」が面白いのでは論外ですが、物語として、漫画としてちゃんと面白い、ということです。
また、仏師の道に精進したい真面目なイケメン主人公と、なんとかして彼をフィギュア制作の道に引きずり込みたい変人ヒロイン。
彼ら2人のキャラクターが大変良く作り上げられてることも、一風変わった作品世界を読者に違和感なく楽しませる大きな要因になっているようにも思います。
アイデアと同様に、その辺のテクニックの高さが非常に好感。
もっとたくさんの人に評価されて良い作品ですね。
2巻も面白いですよ。
全能のノア 1 (BUNCH COMICS)
東京で100万人が同時に記憶を失います。
記憶を失った人たちは「キッズ」と呼ばれ
地下に押し込められ生活しています。
ノアも記憶を失った「キッズ」の一人ですが
記憶を失わせる爆弾を作ったのは、ノア自身
だったようです。まだ始まったばかりで、
何もかも謎ですが、絵はダイナミックな構図
が多く、ワクワクしてきます。2巻目以降が
楽しみです。