ハーレーダビッドソン経営再生への道―トップダウンから全員参加型経営へ (Harvard Business School Press)
ホンダやヤマハなど日本のバイクメーカーの攻勢のもと、敢え無く一度は経営危機に瀕したバイクメーカー、ハーレーダビッドソン。しかし、今では高い収益性、顧客と製造業者との新たなコミュニケーションとしてのライフスタイル・マーケティングの具現者として、改めて名声を知らしめている。
この再生・変革の過程にあって、経営者ティアリンクが何を考え、悩み、行動してきたかを伝える一冊であり、内発的なストラテジック・リオーガニゼーション、人的資源管理、組織行動を学ぶケースとして示唆に富むものがある。
本書の冒頭に掲げられる変革の年表ひとつとっても、如何に周到に、如何に根気強く、組織変革のために力を注いできたが分かる。ビジネス・プロセスに始まり、社内コミュニケーション、報酬、労使、生涯学習、組織構造など多岐に亘り・長期に亘り数多くの仕掛けが手当てされている点は、ひとつの大きな契機ではなく、複数の小さいが整合的な契機が必要であることを思い知らされる。
また、本書から感じ取ることのできるハーレーでのティアリンクのリーダーシップとは、断行するというより、信頼し忍耐する静かなリーダーシップだと言える。彼は強力な指揮命令的、カリスマ的リーダーシップに否定的であり、むしろ従業員個々がそれぞれの場面でリーダーシップを発揮する場を提供することに、経営者としての職責を見出している。曰く「誰でも職場以外では素晴らしいリーダーシップ能力を発揮しているに違いない。問題は、これらが職場で発揮されるようにハーレーを運営していくことにある」。直裁に「誰某はリーダーシップがない」という向きとは雲泥の差ある態度だろう。
その一方で、メシアを待望する(自らが当事者になることを避ける)従業員、経営が答えを示すことを待望する従業員が多いことは世の東西を問わず、この相克のなかでティアリンクが悩み、考えた「旅の経緯」が伝わってくる。従業員の価値観、信条、態度、行動の変革に向けて、大きな努力を払っているのだ。
また、本書を通じティアリンクが、アブラハム・マズロー、ピーター・ゼンゲ、マックス・デプリーを教師としていることがよく分かる。すなわち、従業員の自己実現と自己成長の場面としてハーレーを捉えている訳だ。「ビジョナリー・カンパニー2飛躍の法則」でコリンズが示した「第5水準のリーダーシップ」に到達している一人がティアリンクではないだろうか。
本書を推薦する言葉には、『最強組織の法則』のピーター・ゼンゲ、ジェフリー・ペッファー、ジャック・ナッサーなどが名を連ねる。そのうち、「これまで読んだリーダーシップと経営に関する本のなかでも最高の部類に入る。人材の能力と参加に関する見識があり、人間を心から尊重する人でなければこの本は書けなかった」というマックス・デプリーの一言は、本書を推薦する意味で正鵠を射たものだろう。
芝田翔生子 Show Me [DVD]
すごいですな!ボディのムチムチ感といい魅せ方といい♪芝田翔生子最高です。
下乳や尻股間が迫ってまいります!まさにタイトル通り私を観て!というスタンスに好感を持ちます。
特典でのちび○る子風コスからの脱衣は結構ツボでした。
ですが、これだけサービス満点なのにも関わらずカメラは遠慮したような撮り方…。もっと迫ってぐいぐい接写して欲しかった。
それがあったら満点でした。
福沢諭吉 [DVD]
『文明論之概略』(岩波文庫)の輪読会をやっていました。仕事がおわったあとに、喫茶店や貸出会議室を借りて集まり、丸山真男氏の『文明論之概略を読む』(岩波新書)を参考に、古典を4人で読んでいくのです。
この映画も参考のために観ました。話の展開は奇をてらわず、作風がまじめであり、柴田氏のひたむきさが前面に出た佳作であったと思います。
親和力 (講談社文芸文庫)
ゲーテと言えば『ファウスト』や『若きウェルテルの悩み』がすぐ思い浮かぶが、この作品はその両者よりも小説らしい小説だという気がする。とにかく細やかな心理描写、自然を描く際の適確この上ない言葉遣い、伏線や暗示に満ちた展開、舞台となる個々の場所に込められた様々な暗喩的意味、どれを取ってもまるでこの本が昨日書かれたばかりであるかのような新鮮さが感じられる。
主人公エードゥアルトと清純なオッティーリエの道ならぬ恋、離婚まで決意するシャルロッテの苦悩、彼女に惹かれながらも親友のためにその感情を押し殺そうとする大尉の気高さ、その他彼らの周囲に現われる人物達の性格や行動は全て個性的かつ魅力的に描かれていながら、作者の語りは主題である「親和力」から一瞬も逸らされていない。親和力は人を人生の迷路に迷い込ませもし、また彼をそこから導き出すこともある神秘的な力であることが暗示されている。
「芸術作品はそれが自然のように見える限りにおいて美しい」というカントの言葉さながらに、語りの技巧の極致が平易さの外見を取って現れている。柴田氏の翻訳も平明で美しく、珠玉の一編にふさわしいものとなっている。
芝田翔生子 [DVD]
しょこタンといえば、中川と連想しますが、小生は芝田派です。
ともすればHカップとか、ギガ乳などのグラビアアイドルでなければ埋没してしまう昨今、彼女はもっと評価されてよいグラドルです。
まずなんといっても体つきがエロい。
身長は低くなく、高くなく、、胸もGカップ程度ならスルーするところですが、彼女の美点は安産型の腰まわりと、太もものむっちり加減、さらには無防備な露出にあると断言します。
本作ではそのサービス精神を爆発させてくれて、小生の子だねも枯渇気味になりました。
白眉なのは、マイクロビキニで波打ち際遊ぶシーン。砂浜でひとしきり遊んだあと寝そべり、体中にまとわりついた砂を払い落すときにビーチクしか隠れていなく、ほかはあらわな白乳がぷるぷるぷる〜。
そのあと、意を決し立ち上がると、尻の上部割れ目がこんにちは!している。そんなこと意に介さないで海ではしゃぐ彼女のグラビア魂、もしくは無頓着、おおらかさに感謝すること間違いなし。
ほかにもいいシーンあります。これ以降も彼女はDVDをリリースしてますが、現時点、これが最高です。おっぱいマニア、もしくはむちむち好き、ぜひ入手を!