クロックタワー ザ・ファースト・フィアー
初プレイから天井(のステンドグラスだろう)からシザーマンが飛び降りてきて殺されるという衝撃の結末を4~5回連続繰り返したSFC版。実はそれ以上ゲームを進めず売りに出した当時。恐かったからたまらず挫折(←バカ)。情けない。ゲーム中のシザーマンとの初遭遇があまりに心臓に悪かった。私の顔は引き攣るように歪んだまま硬直していたことだろう。そして悲鳴すら出せないまま、説明書に従った反射的なコントローラーボタンのパニック連打……しかしジェニファーはあっさり殺されたのだ!!原因はここでは伏せておくが、この件は未だ強烈なトラウマだ。憔悴の自身がTV画面の前にあったのだ。あまりのショックに逆に涙も出ない恐慌をTVゲームで味わうという珍事。実際に思い直し再挑戦してみれば、素晴らしい出来に満足。私のようにけして投げ出さず、最後までやり遂げて堪能して欲しい。
クロックタワーゴーストヘッド必勝攻略法 (プレイステーション完璧攻略シリーズ)
最初に呪われた家の漫画が掲載されています。凄いリアルさのある絵です。攻略は全体マップに番号がふってあり、何が起こるのか備考が出ています。各ページに重要なポイントが写真付きで取り上げられています。他にクリアルートだけで進む場合の順番が字でまとめてあります。最後に裏技も解ります。
桜井政博のゲームについて思うこと Think about the Video Games
あの星のカービィシリーズや大乱闘スマッシュブラザーズといった神ゲーを作ってこられた桜井さんが今のゲーム業界や他社のゲームを遊んでみての感想などが記載されている本です。
もちろん桜井さんのゲームが好きな方が読まれても良いと思いますが、どちらかというとゲーム業界にこれから就職される方などが読まれたほうが参考になることが多いんじゃないかなと読んでみて思いました。
私も一時期はゲーム会社に就職して自分の発想をゲームにして世に出してみたいと思ったこともあり、広く浅くゲーム技術に関しての知識もあったので桜井さんの考えがぎっしりと詰まっているこの本を読んだ時結構参考になることが多かったからです。
クロック タワー
私がこれを初めてプレイしたのは小学校中学年の頃の事ですが、これ程迄に心に食い込むホラー、或いは、ミステリー・ゲームを、私は他に知りません。
主人公を突き放したような淡々とした画面構成─それが当時としては主流だったのかも知れませんが─弥が上にも恐怖心を掻きたてます。重々しくひんやりとした怖さが、やみつきになる人はやみつきになる、そんなゲームだと私は思っています。
基本的に主人公は逃げるだけなので、アクション性よりもパズル性の強いゲームがお好きな方に向いていると思います。
クロックタワー3 オリジナル・サウンドトラック
ゲームで使われた曲が全て入っているので、ゲームをやった事のある人なら、聴いて損はない。オープニングから、エンディングまで聴き流す曲は一つもないくらい。普通にゲームのBGMとして使われていたときはあまり気にも止めなかったけど、こうして一曲一曲じっくりと聴いていくと、曲に込められた思いゃ、緊張感、圧迫感など、様々な感情に見回れる。