ファイアワークス
クラシック、ラテンテイストは薄い・・ファンがイメージする彼等の特徴を備えていないアルバム。しかし他の作品を聴いた事のない人が初めてコレを聴いたら、素直にカッコイーと思うに違いない。(しかし、その後バリバリラテンのHolyLandを聴いて、どう思うかは疑問)前述のイメージを頭の隅に追いやって聴けば、ANGRAらしくないけど良いアルバムだよな・・に、なるはず。2なんて鳥肌ものだし4はライブでもお馴染み。10でのアンドレのボーカルの高揚感はすばらしい!9,10はミドルテンポの名曲。9は今のエドゥが歌っても合いそうだ。この2曲は過去でも現在でも似たような雰囲気の曲は見当たらない、ある意味、異色を放っている。この後の騒動を思えば、やっぱり違った所にあったのかなぁ・・しかし何はともあれ、彼等が駄作など作れるはずもなく、本作も高水準の作品。
エンジェルズ・クライ
ANGRAを知った後でVIPERを知ったので順序は逆だったのですが、このアルバムを聴いた後ではVIPERのシアター・オブ・フェイトは聴けませんでした。
それ程にこのアルバムのインパクトは強力でした。
ま、そのおかげでその後のホーリーランド、ファイアワークスもイマイチ刺激が足りず、そしてアンドレも辞めてしまう事に…
新生ANGRAも良い評価を得ている様ですが、僕の中ではアンドレの歌声がある時代がANGRAで、しかもANGELS CRYが最高傑作だと思っています。
カイ・ハンセンが関わっているのもあってHELLOWEENを思い起こさせる曲もあって、思わずニヤリとしてしまうのは僕だけではないはず。。。
最近はめっきりパワーメタルは聴かなくなってしまいましたが、このアルバムはたまに引っ張り出しては聴いています。
7曲目のWUTHERING HEIGHTSはケイト・ブッシュのカヴァーですが、このアルバムでの清涼剤的な役割で、とてもいいですね♪
恋のから騒ぎをしたくなるかも(笑)
アクア
ブラジルのメロディックメタルバンド、アングラの2010年作
前作から4年ぶりとなる本作は、Dr、アキレスの脱退をはじめ、Vo、エドゥの不調なども噂されて、
出来自体に賛否が上がっていたようであるが、蓋を開けてみれば、なんのこともない、のっけから
いかにもANGRAらしい爽やかな疾走曲でまずは一安心。復帰したリカルドのドラムも問題なく、
ラファエルとキコの鉄壁のツインリードも前作以上にメロディックで、やはりそこいらのバンドとは
演奏の質と音のオーラが違う。マトス時代を思わせるような南米的なやわらかなキャッチーさと、
アコースティカルな素朴さも盛り込んで、ときにプログレッシブな質感とともに、優雅な聴き心地で楽しめます。
もっとヘヴィで激しくなきャイヤだ…などというお子さまは、また10年後に聴いてみてください。
Temple of Shadows
まずCD。素晴らしいです。
一曲目からANGRAのものすごいパワーが・・・
なんていうか、圧倒されます。「Spread Your Fire」はおすすめですねぇ・・・
そしてDVD。
こちらはおまけとしての位置付けですが、もうメインにしてもいいんじゃないの?
ってくらいリーズナブルです。日本じゃありえませんね、こんな太っ腹。。。(笑
内容はまあまあいいです。画質が少しだけ・・・ってところもありますが、
「Nova Era」や「Carry On」なども含まれているのでANGRAの入門盤といってもいいんじゃないでしょうか。。。
リバース・ワールド・ツアー-ライヴ・イン・サンパウロ [DVD]
リバースツアーなので基本的に選曲はアルバム:リバースの曲がメインです。楽曲の演奏力もさる事ながら、エドゥの声も素晴らしく聞き応えが有ります。収録時間も長く、すばらしいLiveDVDだと思います。エドゥverのキャリー・オンが見れたのもサイコーでした!気になっている方は、まず買って損はないと思います。