あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 6 【完全生産限定版】 [Blu-ray]
今巻収録の10話11話で、遂にこの作品も最終巻を迎えます。
遂に花火が完成し、打ち上げられる花火。だが、めんまは成仏して居なかった。
しかし、その後の花火に込められた各人の想いを吐露する姿は、痛々しくもやっと
本音で向き合う切欠となり、11話でめんまを見送りバスターズメンバー達が痛みを
乗り越えて前に向かう描写は、思いの外に素直に涙を誘われました。
最終巻のコメンタリーは、入野さん・監督の長井さん・脚本の岡田さん・
キャラデザの田中さんが10・11話と連続で参加して居ます。
作品の裏側だけでなく、想いを聞く事が出来たのが嬉しかったです。
ただ、前回のコメンタリーで幼少期のじんたん・ゆきあつ役の方が出たので、
ぽっぽ役の豊崎さんが来てくれると持っていたので、少し惜しい気もします。
また特典CDのあの花ラジオ特別編では、かやまろさんと御三方で参加
されて居ます。話としてはコメンタリーと被る部分もありますが、より
細かな部分や違う裏話を聞く事が出来るので、コメンタリーと聞き比べ
て見ると面白いかと思います。
最終回に至るまで視聴し、疑問や不満に思う事柄も確かにあります。
しかしそれでも、最後にこの作品に出合えて本当に良かったと思っています。
ポチの告白 [DVD]
3時間超という時間を感じさせない、見事な作品だった。監督の手腕もさることながら、菅田俊・野村宏伸両名をはじめ俳優陣(私個人としては三枝役の出光元氏が特に)の演技が際立っており、絶妙な緊張感を生み出している。警察関係者の描写にも容赦がなく、単なる告発映画をはるかに超える内容である。また、「マスコミに追いつめられる犯罪者家族」という描写が大半のウェイトを占める安っぽい作品が多い中で、そういった描写を必要最小限に抑えた辺りに、高橋監督のセンスを感じた。
さて、キャッチコピーの「衝撃のラスト6分」だが、うーん、ある種演劇的な演出で、菅田俊の演技にも圧倒されたが“強烈”だが“衝撃”ではなかったかなという印象だった。