ボーイズ・オン・ザ・ラン [DVD]
『グミチョコレートパイン』(ケラリーノ・サンドロヴィッチ)の続編である。
言い切ってしまいましょう。
黒川芽以がヒロインで、頭の中は(というより下半身は)スケベなことでいっぱいの
ダメ男が主演。
こう来たら、やっぱり映画版グミチョコが強烈に思い出されます。
グミチョコの高校生が三十路直前に、どうなっているのか?
そんな観方をしてもおもしろいと思います。
そして、グミチョコに続いて、「何を考えてるのかよくわからないがなんだかものすごく
女子!」な黒川芽以を再度観ることができます。
峯田和伸だけでなく、松田龍平、小林薫、YOU、さらにはチョイ役のリリー・フランキーや
岩松了までもが全員ハマリ役です。
ちょっと変な推奨文ですが、映画版『グミチョコレートパイン』にヤラれたアナタに
そっとお教えしたい逸品でございます。原作は未読ですが、まったく問題なく、ひとつの
映画として楽しめましたよ。
WORKSHOP‐GUIDANCE イケてる就職3年め!―就職と転職のための職場案内 (ビッグコミックブックス)
就職活動のマニュアル本ではなく、
公務員、さまざまな業界の私企業など、
さまざまな環境で働いておられる方の仕事の内容や、
やりがいなどのコメントが書かれた本です。
仕事は本当のところやってみるまでわからないとは思うのですが、
この本を読めば、仕事の理解の助けになると思いますし、
仕事の多様性にも触れることができると思います。
就職活動を始める前に読まれると業界研究にもなり、
いいと思います。
アイアムアヒーロー 1 (ビッグコミックス)
いつも通りの花沢節で始まったこの作品。今度は主人公にどんな苦難が待っているのやら…とハラハラしながら読んでおりましたが、今回は強烈すぎます。
まるでゾンビ映画のような展開です。
ただ作者の作風とゾンビ映画によくある焦燥感や絶望感は結構相性がいいんだな、と個人的に思いました。もしかしたら作者自身かなりのホラー映画好きなのでは…?
今後どうなるかレビュー書いてる時点ではまだわかりません。主人公の身の上にも何か起こりそうだし。
今までの花沢作品でかなりきつい結末が待っているような気がします。
まあどう考えてもまともには終わらないだろうけど…
それでも最後までこの花沢地獄(なんだそりゃ)には付き合います。
ボーイズ・オン・ザ・ラン 全10巻完結セット (ビッグコミックス)
ルサンチマン、アイアムアヒーローが面白かった。
同じ花沢先生の作品ではあるがこれは普通の恋愛漫画だろうと随分長い事手にとろうとはしなかった。
だが読んでみると一気に引き込まれた、花沢先生の作品の中で一番好きになりました。
ものすごく感情移入してしまうし、見た目は無様に戦う主人公がものすごく格好いい。
怖いシーンはページをめくるのも怖いし、爽快感のあるシーンは半端じゃない程スカっとします。
アイアムアヒーロー 9 (ビッグ コミックス)
これを見ると本当にゾンビが現れたらあぁしよう、こうしようと妄想ばかりしてしまいます。
ガンツとか彼岸島みたいに長くなり過ぎてグダグダの収拾不可能状態にならない事を願うばかりです。