ア・ラ・ファヴール・ドゥ・ロートン
NHKフランス語講座のテレビ番組のテーマ曲で、なんとはなしに寂しげでまた声の裏返ったりするところが「濡れた」「繊細な」感じで魅力的でもっとこの方の音楽をきいてみたくなり購入。19曲もはいっていてラスト2曲はライブ。テテの世界が満喫できて満足。日本語の解説もあるのでとっつき易い。歌詞カードも訳しもある。セネガル人でフランスに渡ったとかアーチスト情報も知れて良かった。
アコースティックで派手さはないけれど心地よかったです。ポップな楽しげな音楽なのに毒のエッセンスのきいたような歌詞のものもあれば、孤独感漂う音楽は十分その世界に浸れます。メロディがきれいで音楽的でした。
cutman-booche
酒と、女と、タバコと・・・ブルース好きですか?
そんなあなたには至福の音。
大阪出身さすらいのブルースマン・金佑龍 a.k.a佑と、滋賀出身の最強のリズム隊2人が生み出すハーモニー!
そんなこんなが詰まった1枚、カットマン・ブーチェの『cutman-booche』ですね。
初めてこの方々の音を聴かせて頂いたのは、(なんと!)生だったんです。
神戸のキャバレー跡のライブハウスで、その圧倒的な存在感に感動させられてしまったのでした。
うなりを上げるウッドベース、ドラムを"しばいて"叩き出すリズム、がなるボーカル!
全てが胸に響いて、燃え上がるような興奮がたくましく生えてくる音楽です。
実際声を交わしてみると、なんとも人のいい「呑気」という言葉が似合う方でした。
そこがまた、この音を作り出す要素なんでしょうか。
みなさんにも是非、体で、心で聴いてほしい音であると思っています。
熱いハートを持つみなさんに、おすすめしたい1枚です!
Permanents
ビターでスィートなサウンドにぶるーすという「塩味」の効いた、まるで塩プラリネのような音楽。
甘く、苦く、しょっぱい。まさに人生そのもの。
Cutman-boocheは音楽にとっての「塩」のようなものだと思う。
塩はお湯の沸点を高めるというが、Cutman-boocheは音楽の沸点を高める。
塩は食物の保存に効くというが、Cutman-boocheも音楽の賞味期限を引き延ばす。
塩を自分で作るのは大変であるが、我々はCutman-boocheという既に精製された塩を簡単に買う事ができる。感謝せねばなるまい。
ホワイトデーの贈り物としてブランデーと一緒に是非どうぞ。