ちょびっツ(5) (デラックスKC (1527))
切なくなる物語です。ちいと人間の「私だけの人」を探す最終巻・・・ちいの恋愛感情はプログラムだとわかってはいるけど、でもそれも人間の心の中で大切だと感じられればそれはプログラムではなくなる・・・
感動の最終巻です!
ちょびっツ―バイリンガル版 (2) (Kodansha bilingual comics)
『ちょびっツーバイリンガル版(英語中心、日本語が付記)』の2巻目。
Amazon.co.jpに寄せられているレビューから推察するに、実際に海外で販売されている英語のみのモノとは、少々英訳の異なる部分がありそうです。どちらの英訳が優れているかは判断しかねますけど。
この作品は日本の漫画であるため大変読みやすいです。しかし内容は奥が深く、じっくり読みたいという印象を受けました。
英単語は容易なものが大半なため、漫画等から楽しく英語を学びたいという初級者にもオススメできます。特に、漫画で多用される擬音語や擬態語の英訳は学ぶ機会が少ないので参考になるでしょう。
また、主人公キャラの”ちぃ”は初期化された人型パソコンという設定で、日常会話もよく間違えます。そのため、誤りをひとつずつなおさなければならないというシーンがよくでてきますが、そういう日本語の微妙な言い回しの違いがどう英語で表現されるかは見ものです。
テーマもパソコンなどの時事的な話題であり、時事英単語の語彙を増やすのにもよいかもしれません。
バイリンガル版なので日本語が付記されており、難しい言い回しも抵抗が少なく読めるのは最大の魅力です。
Chara de Rie(初回)(DVD付)
声優・田中理恵さんの演じたキャラクターソングを中心にしたCDですが、
ビクター作品のキャラクターソングしか入っていないので
デビュー当時からファンをやっている人には物足りない1枚。
ガンダムSEEDやちょびっツでファンになった人には
満足いく1枚なのではないでしょうか。
田中理恵さんがこの先ライブを行なう中で
このCDの中で唯一のオリジナル曲である「JUDY」は
覚える必要のあるものですので、
近年ファンになった方にはオススメです。
あと声優・田中理恵としては知っているけど、
歌は聞いたことがないという人にも
入門編としてオススメできる一枚です。
ちょびっツ(3) (デラックスKC (1460))
アンドロイドやロボットという言葉が飛び交う中
あえて人型パソコンにしたところ、そこに
この話の面白さが現れています。
ボンクラ主人公と不思議ちゃん「ちぃ」
とのほほえましいやり取りもおもしろいですが
それ以上にこのマンガは重いものを背負っています。
いつか来るであろう人型パソコンの時代。
そのときの人間とロボットの存在意義が問われる、
非常に上手い作品です。
ちなみに自分は先生に一票(爆)
ちょびっツ - Raison d’etre
田中理恵さんの歌うちょびっツのエンディング。「絵本」のうさみみが歩いているシーンね。ちぃのココロそのものをズバリ!の詩で構成されていることが素晴らしい。未来に対して予言的な意味合いも含んでいるし。なにより、歌詞を一句一句聞き取れるのが魅力だ。巷にあふれている、歌詩カードがなければわからない、日本語か英語かわからない、メロディの中に消え入る歌詞ではない。歌っている内容が理解できる。歌の魅力を再確認できる、素晴らしい曲だと思う。