生きながら火に焼かれて
女性には人権もなく、生死も家族によって決められる、そんな国が、現在も存在するとは知りもしませんでした。恋をしたというより、男に利用された女の子が自然の摂理により妊娠してしまいます。しかしその彼は彼女を見捨て、彼女は家族会議により殺される事が決められるのです。しかもこの様な殺人は罪に問われる事も少ないのです。この本を読んでいると女性はどこまで虐げられれば気がすむのかと憤りを感じます。どの様な国でも女性が笑顔で外を歩き、自由な恋愛が認められる様になる事を心から望みます。
BONES ―骨は語る― シ-ズン4 DVDコレクターズBOX〔初回生産限定〕
ボーンズシリーズは始めから大好きで、今回も楽しめましたが、しいて言えば、日本のエピソードのところでしょうか。 ボーンズのスタッフに、日本に興味を持ってくれて嬉しいし、エピソードに選んで貰えて有り難いと思いますが、エピソードにしてくれるなら、キチンと描写して欲しかったかな。 いつまでも日本の街は、あんなチャイナタウン風じゃないし、お辞儀も一回の会話に三回も四回もしない。お礼がわりにするお辞儀も胸に手を合わせてしない。 ボーンズは日本でも人気のある作品だし、日本人も見るんだから、もう少し日本や日本人の風習について調べてから映像にして欲しかったです。 根付いてしまったイメージを一変させるのは難しいがそこはあえて挑戦してほしかったと思いました。 でも、それ以外は本当に楽しめたので、星5つにしました。
ある貴婦人の肖像 [DVD]
他の方のレビューにもあるが、これは原作を読んでから観たほうがいい作品。
ということは、映画だけの完成度という観点からするとちょっと厳しいかもしれない。
ただ、あの小説を映像化したものとしてみた場合、主要な役者の演技、
舞台となるイギリスの田園風景やイタリアでの贅沢な生活を彩る調度品の数々など、
十分満足できる。
バーバラ・ハーシー、マーティン・ドノヴァンの演技はもちろんすばらしい。
しかし、私はこの映画のニコール・キッドマンは本当にいい演技をしていると思う。
従兄弟の前で、話しながら靴を脱いでちょっとにおいをかぐシーンなど、
身内の前ではかなり体裁に無頓着なアメリカ人の若いお嬢さん、という感じがして
面白かった。
また、若者組二人もとてもよい。
特にクリスチャン・ベールは激情に駆られた育ちの良い若者を好演していたと思う。
ストラヴィンスキー:春の祭典
ハルサイは他に何枚か持ってて、いずれも素晴らしい出来ですがデイヴィス盤が1番好きです。もちろん録音の良さや音の奥行きもありますが、最大の魅力は《木》の香りがする事です。人それぞれ好みもありますがオススメです。他にMTT、ドラティなども好きですね。