ヒッツ・オンTV Drama&MOVIE~CLIMAX~
正直言ってユニバーサル音源で、オールジャンルでドラマ主題歌を集めました!ってのがありありなコンピですね。楽曲でドラマティックなものが多いだけに、この集め方はちょっと乱暴ではないでしょうか。例えば、『白い巨塔』『愛し君へ』と感動モノが入るのならば、その後は、少々古くても感動路線で統一してほしかったし、洋楽・邦楽が混ざるのならば、せめてその近辺の懐かしい楽曲に統一すべきだろうし、これを一通り聴くのはちょっと苦しいです。最近のドラマで、そこそこヒットしたものが1枚に入っているので便利、多少お得、ということくらいです。収録曲に有名曲が多いだけに、作りの粗さが非常に残念。
ストロベリー・オンザ・ショートケーキ 5 [DVD]
4巻のレビューでも書きましたが、音楽・キャスト・映像のすべてが美しいです。
またセリフが心に残るシーンもたくさんあります。
キャストの演技もとても自然です。
私の中で3巻の雨の中のシーンと4巻のラブレターを読むシーン、屋上から音楽を聴くシーンはがお気に入りです。
「イチゴを先に食べる人」と「イチゴを最後に食べる人」が最後には結ばれるのも印象的でした。
全てが美しくまとまった貴重なドラマだと思います。
pure 2 〜be natural
「pure」シリーズの第二段。ピアノ独奏曲が3曲入っていますが、そのどれもが心を揺さぶるいい曲です。不眠症解消のために買ったCDでしたが、曲の余韻に浸りすぎて余計眠れなくなってしまい、また勉強のBGMに聞いたときにも、音楽が良すぎて問題に集中できなくなることも多々ありました。選曲の素晴らしさという点では「image」や「feel」にもひけをとってないと確信しています。
ストロベリー・オンザ・ショートケーキ 1 [DVD]
#1「永遠の片想い」#2「苺のキッス」の二話収録。
2001年の1月〜3月にかけて放送されましたが、
実際にドラマの中の設定でも、
1月〜3月という短い期間の中でストーリーが展開します。
まずこの巻では、
世紀が変わった事すら気づかない生活をしてた入江まなと(滝沢秀明)、
そして同じく、日常にどこか退屈さを感じていた三沢唯(深田恭子)、
この二人(それぞれ片親)が、親同士の再婚によって、
同じ家で暮らすことになるという出会いで物語がスタートします。
この二人に、沢村遥(内山理名)と佐伯哲也(窪塚洋介)という、
新たな二人の同級生が、人間関係に絡んで加わっていきます。
哲也は、担任の教師・浅見真理子(石田ゆり子)と交際しています。
しかし真理子は、死別した元の恋人のことが忘れられません。
以上、この計5人を基本的な登場人物としてラストまでいきます。
その他の人物がほぼストーリー上には絡んではこないので、
とても見てて整然されてて、内容を追いやすいドラマだなという印象です。
ストロベリー・オンザ・ショートケーキ 4 [DVD]
#7「嘘とジェラシー」#8「壊れていくふたり」の二話収録。
真理子がまた戻った哲也は、今度こそ唯に対して、
“君はもう用済みです” と、非情な拒絶を突きつけます。
これによって唯がショックを受け、精神が壊れていくのがこの巻です。
遥のことはすでに断ち切っていたまなとでしたが、
唯に本当の想いを告げることはできず、
また別の顔も憶えていないような過去の同級生を好きだとしてしまい、
偽りの自分自身に流されていってしまいます。
内容としては、この4巻からちょっと悲劇的のような、
あるいは詩的のような、そんな暗いトーンが漂い始めます。
個人的に、7話の哲也が真理子に改めて想いを告げる場面、
“僕に必要なのは世界で貴女だけなんだ…”という言い方は、
普通ではとてもキザな告白のしかたですが、お気に入りのシーンです。
このドラマは、ある種ガキの恋愛のような幼い部分もある一方、
とても大人っぽい視点もあったり、バランスが取れてる点も好印象です。