ロマンシング サ・ガ2
本当、いろんな意味でハマりました。
基本的には難しい部類に入るので、人を選びますね。
まず、LVの概念がありません。
技術点というポイントから、使用した技や術のLVの値が熟練度形式にLVアップして、じわじわ強くなっていく感じです。
後のサガシリーズにも受け継がれてゆく、閃きシステムと陣形。
特に、技や見切りの閃きは単調になりがちな戦闘に、よい刺激を与えてくれました。
「ピコーン」と頭上に豆電球が閃いた瞬間の嬉しさったらないですね。
そして陣形も、戦闘における戦略の幅を拡げてくれました。
あと、ロマサガシリーズの醍醐味であるフリーシナリオが、私をワクワクさせたものでした。
働き者(笑)な主人公である皇帝は、自ら赴き世界各地の世直し?をする傍ら、
城下に大学を作ったり、技や術の開発、武器(防具)開発、
さらには各地に散らばる仲間達の住まう市街地を作る等、
帝国資金と睨めっこしながらのやり繰りも楽しいものでした。
歴代の皇帝によって培われてきた心と技を、伝承法を用いて次代へと受け継いでゆく。
次の世代も。そのまた次の世代も・・・。
七英雄を倒す、ただその為だけに。
何気にオープニングシーンが、実は最後のエンディングシーンに繋がっているという心ニクイ演出も素晴らしい。
うーん、ロマンだね。
このゲームの目的は、世界を脅かす七英雄を倒す事にあるんですが、
何故、英雄が敵として現れたのか・・・?
あまり具体的には語られていませんが、断片的なテキストからバックグラウンドを想像すると、
ただの悪ではなく、ひと味違ったものを、感じ取る事が出来るのではないでしょうか。
敵ながら印象的で、私は好きでした。
それから、もう一つ違った意味でもハマります。(詰む?)
それは、敵とのエンカウント数によって、敵が強くなっていく仕様だからです。
なので、逃げまくっていると、後々大変な事になります。
そもそも、初見でラスボス倒せる人はいるのか?―ていうくらい。(ちょっとコツがいるんだよね)
初プレイ当時は、今みたいにネットなんて無かった時代なので、それこそ手探りで、時折不満も言いつつヒーヒー言いながらクリアしました。
それでも懲りずに今度は、攻略本片手に初めからプレイして、ほぼ自分の中で満足し、あれから十数年・・・。
ネット時代の今日。調べてみれば、攻略本だけでは解らない事もあったりで、また、最初からプレイしたくなる始末。
レアアイテムGETを狙うとなると、これまた恐ろしくリセットゲーな、ヤリコミゲー。
とまぁ、やり込むのが好きな方には、特にオススメです。
それに、毎度お馴染みのイトケンサウンドも、世界観を盛り上げて大変素晴らしかった。
ただ一つ残念なのは、仲間に加えたり外したりが自由に出来ない事。
一度仲間に入れると、外す為にはLP(ライフポイント)を0に減らして死なせないと他の人を入れる事が出来ないからです。
折角、たくさんの仲間達が用意されているのに、そこはちょっと残念だったかな、と。(大きな問題ではないですが)
基本、ロマサガシリーズは、どれもクセがあり万人向けではないです。
ですが、ハマる人はハマってしまう。魅力溢れる要素が一杯詰まっています。
私自身、ロマサガ三作品どれも好きなんですが、
中でもロマサガ2が、システムやら世界観やらが、個人的にめちゃくちゃハマったゲームでした。
読み込みを感じさせないで、携帯ゲーム機にでも移植して欲しいですね。
ちょっとグラフィックを強化しただけの、まんま移植でいいので、
DSあたりにでもどうかひとつ、スクエニ様。
ロマンシング サ・ガ2 エターナル・ロマンス
決して、イトケン節を期待してはいけません。全くありませんから。
だから、単純にアレンジとして楽しむかしないと。
しかしならが、綺麗なアレンジになってますので、リラックス効果抜群。
サ・ガ バトル楽曲集
私はGBからサガシリーズをプレイしましたが、長くシリーズに親しんだものとしては聞くだけで様々な気持ちがあふれてしまいます。
原曲収録というのがまたそれに拍車をかけます。サガシリーズと共に成長してきたような、サガを愛する人にはお勧めです。思い出の力で名曲補正がかかりまくることでしょう。
逆に、思い出がない人にはGBのサガシリーズなどの曲はただのショボイ曲にしか聞こえないと思うので注意が必要です。
ロマンシング サ・ガ
「フリーシナリオ」という、どこで何をしても基本的にOKという独特のシステムを持つ。
(殺人もできるが後で後悔する事になる。ちなみに、救済措置あり。)
プレイヤーは男女8人からなる冒険者たちのうち、一人を主人公として選ぶ。
年齢が若いほど能力値上昇が高く、年を取るほど初期の能力値が高く設定されていたり、両親の職業や利き腕の選択によって主人公の性能が大きく変わる。
さらに、セリフやシナリオの展開が主人公ごとに少しずつ異なり、それぞれのシナリオで、このゲームの世界の謎が少しずつ見えてくる作りになっている。
神話の世界が題材なだけに、三途の川から天界まで、多種多様なダンジョンが存在し、広い世界観をゲーム中で感じる事ができる。
ここまで設定を活かしたゲームは当時にはあまりなかったのではないだろうか?
後にWSC、PS2でリメイクされた。
シナリオ面ではSFC版よりWSC版の方が充実しているが、PS2版はあらゆる意味でSFC版の良さ(世界観の広さ、シナリオ重視の雰囲気)を失ったと感じる。
私はいわゆるキャラクター重視のゲームが大嫌いなので、イラストでも、各キャラクターの民族らしさをSFC、WSC版のイラストがとても良く表現できていただけに、PS2でみんな同じようなキャラクターになってしまったことが全く残念に思いました。
ロマンシング・サ ガ3 オリジナル・サウンド・ヴァージョン
ロマサガ3は本当に素敵な曲が多いです。
良曲でもしばらくすれば忘れてしまいがちですが、10年以上経った今でも
しっかりと覚えている曲が多くて。
戦闘系の曲が特に人気があるようですが、それ以外もいい曲ばかりです。
SFCが音源なので今の作品に多い、オーケストラ調ではではありません。
が、音数が少なくても陳腐に聴こえません。
何度でも聴きたくなる、不思議な魅力があります。
とにかく曲数が多く、必ずお気に入りの曲が見付かるでしょう。
オススメですよ。