本当のモテ期は40歳から (メディアファクトリー新書)
これは放っておけない、気になる表紙だ(笑)。著者は中年になってからモテる方法を探求し、いままで中年男性800人以上の恋愛をかなえてきたという。40歳中年男性がモテたいとするなら、改善ポイントは「見た目」「コミュニケーション」「出会い」の3つ。
バブル期の延長のような形のスーツは止め、髪型は変える。薄毛も改善。歯はホワイトニングで白くする。笑顔は口角が重要。「話をきいてもらいたい女、解決したがる男」というのは鋭い。あいずち、うなずき、相手の言葉の繰り返しで、きちんと話をきいてあげる。ただし、質問攻めはいけない。40歳過ぎの出会いはネットを上手く使う。SNSはもちろんメールもこまめに活用。ワインサークルも狙い目。今の若い女性が求めているのは価値観の共有。顧客志向でアプローチ。告白ではなく口説く。まあ、こういったアドバイスが、最初の3つのポイントに従って説明されている。
モテる芸能人や、カーネギーの名著、さらにはなでしこジャパンの佐々木監督の「横から目線」という言葉も引用し、なかなかうまく整理されている。ただし、実際にどこまで効果があるかについては保証の限りではありません。
ザ・ホワイト・ストライプス
The White StripesのFirst Album!
とても、荒々しく、そして、下手くそである。
しかしながら、Jack Whiteの叫び声とも言えるシャウト、そして、雑音とも言えるノイジーなギター!Meg Whiteのシンプル?なリズム!
すべての音がJackのブルージーなギターリフに絡みついている。
ぜひ、大ボリュームで聞いて欲しい作品である。
パク・スジンの赤ちゃん肌になれる魔法の習慣
韓国コスメにはまった時にこの本を見つけました。
パク・スジンさんは知らないけれど、写真を見るかぎり、透き通るようなお肌の持ち主。
「これぞコスメマニアの醍醐味です」と楽しそうに書いているのが、読んでいて楽しい。
毛穴ケア、ネックケア。コスメの消費期限、肌状態に合わせてのコスメの使い分け。
気になることがいっぱいでした。
日本のドラッグコスメや入浴剤も少し載っていました。
とりあえず洗顔後の温泉水ミストをマネしてみたら、ニキビができにくくなり、透明感が出てきた気がします。
日本で売っていないものや、私には高級すぎるコスメもあります。彼女のように徹底的には実践できないけれど、夏にはアロエジェルを使おうかな、ビタミンを取ろうかな、と考えるだけで楽しくなりました。
何度か読み返して、いろいろマネしようと思います。
トゥースプロフェッショナル
評価はさまざまですが、私的には「まあまあ」かな?
たばこを吸うわけではありませんが、成人してから、歯の黄ばみが気になっていたので半信半疑で購入しました。
広告などのようには白くなりませんが、歯を磨いてすぐに汚れが落ちるのがわかりました。
1度くらいだと「きれいになったの?」と思うかもしれませんが、週に2回ほど使用すると「あれ?ちょっと白くなった?」と思えるようになりました。
本当に困っている方は歯科に行った方が良いでしょうが、ちょっとだけ白くなれば・・・という方は充分だと思います。
東京アンダーワールド (角川文庫)
外人の書いた日本風聞書は「外交官の見た明治維新」などを始め、面白いものが多いのですが、
これはその中でも最も読みやすく、時代が近いこともあって実感の湧く内容です。
表紙にもなっているニコラ・ザべッティさんの半生を描いた作品でもあります。
ちなみに彼の店は未だ健在?のようです。
http://pizza-nicola.com/
とても生々しい話にもかかわらず、逆コースを始め、日本の戦後史をきちんと説明しています。
何かと美化されてきた日本の高度経済成長ですが、今となってはかなり如何わしい裏事情もあったということが分かります。
よく外人さんが日本は奇妙な国だ、みたいなことを言いますが、この本を読むとその気持ちが日本人でもよく分かります。