テイルズ オブ デスティニー2
私は実はテイルズシリーズって、コレが最初なんですよね。最初から続編というわけで、邪道な入り方をしてしまったわけです。
デスティニーの10年後(だっけ?)という設定ですが、デスティニーを知らなかった私でも結構すんなり物語に入ることが出来ました。
もちろん、「?」な部分も多かったですが、その辺はインターネットや小説で補完しました。(ほんと邪道で、ファンの方には申し訳ないです・・・
戦闘も、とても面白いです。SPゲージがゲームのバランスを良くしていると感じました。
SPゲージがなかったら、多分めちゃくちゃ簡単だったと思います。このおかげで戦略を考えながらバトルしたりする良作に仕上がってるんじゃないかと。
ただ、魔法は少々強すぎですね。前衛キャラで魔法の詠唱を全力で阻止するのが一番強いというか何と言うか。
やりこみ要素も多く、とても楽しめました。アニメーションも良い感じ。
ただ、移植するほどでもないかなぁと。
移植というのは過去の作品を、現在のゲームハードで遊べるようにするものです。
SFC、PSならまだしも、この作品は元々PS2のものですよね。
それをPSPに移植する必要性が感じられません。まだまだPS2は現役です。
なのでこの作品をPSPに移植するのは、少し早すぎじゃないかと思います。
その辺が微妙なので星を4つにしました。
でも、ほんとに面白いんですよ!多人数プレイが大いに盛り上がります。
(最近は多人数で出来るゲームが、PS系で少ないので貴重な気がします)
デスティニーからプレイされている方にとってこの作品は異端かもしれませんが、食わず嫌いしないで、是非プレイしていただきたい一本です。
テイルズ オブ デスティニー パーフェクトガイド
一応、PS2版のデスティニーをプレイされる方は、こっちの攻略本より、先に発売されてある「公式コンプリートガイド」の方で十分です!!「パーフェクトガイド」も一応攻略本としても使えますが、正直言ってマップが白黒で見難くなっておりますので(町データや洞窟等のデータが1つのページでほぼ全体図になっているのは良い点ですが、白黒にしてしまうと余計に見難くなるのが欠点)、攻略本としては、「公式コンプリートガイド」の方で十分対応できます。人物相関図・人名用語辞典も載ってありますし・・・。
こっちの「パーフェクトガイド」の方は一応最後のページにイラスト集・チャット時の顔、ストーリー解説(ネタバレ含む)、人名用語辞典が載ってあります。後、BC発動時の画像分析等も何気に載せてあります!!よって、攻略本というより、ほぼストーリー理解やファン向けの本だと思いますので、クリア後にじっくりストーリーを理解したい人、PS2デスティニーファンの人にはお勧めです!!
テイルズ オブ デスティニー2 オフィシャルガイドブック 新装版
必要な情報は全て網羅されています。
特に分かりにくい部分もないので、称号やアイテム、サブイベント等
全てをやり込みたい方に最適の本だと思います。
ミニゲームについては一部、かなり難易度の高い物があります。
その攻略についてはネットで調べた方がいいかもしれません^^;
攻略本にはあくまで正攻法しか記載されていませんから。
攻略関係だけでなく、読み物としても面白いです。
ゲーム中に出て来る言葉の解説もありますし
(独自の解釈に基づいていますが)。
キャラクター紹介も詳しくて面白いですよ^^
値段以上に濃い内容の本です。
テイルズ オブ デスティニー(特典無し)
以下の感想は物語に焦点を合わせたものです。
けちょんけちょんにけなすほどひどいできではなかったように思うけれど、良いところも悪いところのせいでブラスマイナスゼロになってしまった印象です。
PS版でファンから支持されていた部分、この作品の魅力となっていた設定やら物語の持つ雰囲気などが踏襲し切れておらず、変更された点も皆さんの言うとおり「改悪」といった感じです。
物語とキャラの設定や脚本、良かった台詞はいじらず、せめて新しい部分はプラスαで押しとどめておいて欲しかったというのがわたくし一個人の心情です。
あと、主人公スタン、リオン、ルーティなどメインの人々の性格が散々言われていますが、違うなあと・・・。
特に一番突っ込みいれたかったのが、スタンとリオン。
天然は天然で楽しかったですが、ルーティなどに馬鹿にされても言い返して更に返り討ちにあって喧嘩して…ってやり取りが好きだったので。
そしてリオン。なんだか「実は素直じゃないだけでいい奴なんだよ」というのを自身で感じ取る前に、前面に押し出していて「ああこういう子なのね」とあざとくわかってしまう感じがする演出のような気がしました。
そもそも、彼はたった一つの大切なもののために、自分自身を含めて友人、家族全てを切り捨て、最後まで信念を貫き通した人物、と思っていたのですが…PS2版では結果的に色々と中途半端になってしまった感じ。
リオンの優しさやら不器用さは回りに中々理解されないで、むしろ誤解されるくらいでちょうど良かったです。それでこそのラストな気がするので。
いまの技術を使えばもっと素晴らしいものに昇華できたのではと、未だに悔やまずにはいられません。
少々辛口ですが、今回のPS2版TODは私にとってセルフカバーという名を着た、TODの副産物というのが総合的な感想です。
追記・戦闘などにかんしましては、個人的に今までのシリーズをやってきたものとしては楽しくて爽快感もあり、とっつきやすかったです。