プロ野球ビジネスのしくみ (宝島社新書)
プロ野球チームの経営ってどのくらいお金がかかってるんだろう?
そんな疑問に具体的な数字で答えが示されています。
そしてその数字に単なる好奇心だけではなく、
元プロ野球選手でありMBA取得者でもある著者が鋭く迫っています。
また当時現役の球団社長が語る本音も見逃せません。
やる気のないフロントと批判する方もいるかもしれませんが、
球団を所有する以上そんなはずないんです。厳しい経営感覚が誤解を招くのでしょう。
プロ野球改革元年と謳われていますが、改革するためには現状を知らなければなりません。
好奇心を満たすだけでなく、球団経営の難しさも感じさせられる一冊です。
ジョジョの奇妙な冒険 第3部 スターダストクルセイダース DVD-BOX
声優に関しては文句はないです。ベテランの人ばかりだし。DIO役の田中信夫さんの声は最初違和感ありましたが、承太郎たちからみれば100年前の蘇った怪物なわけで、これでいいのでは(第1部の緑川光さんの場合は、幼なじみが怪物になってしまったのでジョナサンと承太郎たちでは受ける印象がちがうはず)。端役ですがウィルソン・フィリップス上院議員役が滝口順平さんなのもナイスです。ひとつ不満があるとすれば、ディスク1を1〜3話、ディスク2を4〜7話の収録にしてほしかった。4・5話は2話でひとつのエピソードといってよい内容なので、いちいちディスクを入れ換えるのが面倒です。イスラム問題については、宗教問題というのは一筋縄ではいかないのでここではノーコメントですが、原作の連載時期が80年代終わりごろから90年代はじめなので、海外で出版することに配慮した内容になっていないのは無理もないことでしょう(したとしてもせいぜいアメリカやヨーロッパくらいでしょう)。マンガ・アニメ共に修正して再販するみたいなので、少なくとも意図的に悪意を持って行った行為ではないことだけは理解してほしいと、1ファンとして願います(欲をいえば、修正後に一作品として評価してほしい。……やっぱ、難しいかな……)。長文失礼しました。
不幸に気づかないアメリカ人幸せに気づかない日本人
アメリカのことはだいだい知っている「つもり」の日本人。その「つもり」と「現実」のギャップを、アメリカで生活し仕事をしてきた著者が指摘している。他国の人からどう思われているかを、多分あまり気にしていないであろうアメリカ人が読むべき本かも。同時多発テロに関しての「度量の狭い世界の大番長」というフレーズが印象的。タイトルの「幸せに気づかない日本人」の部分に重点を置いた続編を望む。
フルートの至芸
18歳のとき、NHKフルート講座で、初めて吉田雅夫先生のフルートを聴きました。その音の美しさに圧倒され、フルートを始めました。
当時は、音楽教室に行って習うことはありませんでしたが、社会人となって久しく離れていたフルートを、48歳になり教室で学び始めました。
今度の発表会で、当時のNHK講座のテーマソングを吹きます。
合併、売却、新規参入。たかが・・・されどプロ野球!
プロ野球の経営は非公開原則であるが、この本ではそのタブーに果敢に挑んでいる。プロ野球の経営に関する基礎知識を享受してくれる教科書の様なほんである。
今後の改善点なども記載されていて、斬新な新アイデアが数多く披露されている。例えばプロ野球場は社交場なのだから長椅子に座って長時間だらだらと野球を見せるのでは、友人と観戦にいくという楽しみが半減するから居酒屋でもおいたらどうかという今までの常識では考えられなかったオリジナルアイデアが満載に記載されている。
日本のプロ野球はまだまだ死なないと解く本書はやり方次第では何にでも道は通ずるという勇気や希望を与えている。