ライブ帝国 PERSONZ [DVD]
当時ライブトマトで見たのですが迫力のライブでした!
5.1chでのサラウンドでのDVD化です
名曲DearFriendsが入ってないようなので残念ですが・・・
先日行われたライブに近い選曲ですね。
SSHが入ってます!この曲いいですよ~
1:7COLORS(OVER THE RAINBOW) / Live TOMATO #163(CLUB CITTA'/OA 89.12.14)
2:TO THE 1999: XANADU / Live TOMATO #163(CLUB CITTA'/OA 89.12.14)
3:SPECIAL SPARKLIN' HEARTS / Live TOMATO #163(CLUB CITTA'/OA 89.12.14)
4:MIGHTY BOYS-MIGHTY GIRLS / Live TOMATO #163(CLUB CITTA'/OA 89.12.14)
5:MAYBE CRAZEE-I LOVE YOU- / Live TOMATO #214(CLUB CITTA'/OA 90.12.06)
6:FUNNY MONEY / Live TOMATO #214(CLUB CITTA'/OA 90.12.06)
7:NEO BARBARIANS / Live TOMATO #214(CLUB CITTA'/OA 90.12.06)
8:PRECIOUS LOVE / Live TOMATO #214(CLUB CITTA'/OA 90.12.06)
9:TOKIO'S GLORIOUS / Live TOMATO #214(CLUB CITTA'/OA 90.12.06)
未だ現役のPersonzの、まさに破竹の勢いの頃のライブです。この頃は、アルバム出す毎に
ステップアップして、やっと巨大な横浜アリーナまで辿り着いたという感じですね。
このライブはツアーの中の1公演というよりは、平成1年11月1日に11,111人の観衆を前に
行われた1並びのスペシャルイベントとして行われたものであり、ほんとにベストな選曲です。
本田毅の空間系エフェクトを活かしたギターサウンドは、こんな大きなアリーナでこそ、
活きてきますね。巨大な宮廷のようなステージセットがまた凄い。自分は2本組みビデオを
持っていますが、DVDでそれが1本にまとめられ、こんな値段で買えるとは羨ましい。
Personzを映像で観てみたい方は、これをまず見るべきだと思います。
1.11.1 11.111 DEAR FRIENDS~PERSONZ YOKOHAMA ARENA~ [DVD]
最盛期のオリジナル・メンバーによるこのライブはとにかくカッコいい。メロディーがとても良くて、ヴォーカリストだけが目立つバンドが多い中、バンドのメンバー4人が対等に存在している。本田毅のギターは、繊細でメロディアスで、ギター好きな人にはオススメ。
PERSONZ TWIN VERY BEST COLLECTION
後年、ヒットチャートにも顔を覗かせるようになったパーソンズ。だけど、85年当時に私が見たイメージは英国のNWバンドそのものでした。楽曲自体はポップで完成度の高いロックンロール。でも、エフェクト、主にディレイ・コーラスを多用した深みのあるギターサウンドとフレーズは一聴して「新しい何か」を感じさせてくれるものでした。
84年頃だったと思います。布袋氏が執筆していた「プレイヤー」誌の「ロックンロールギター講座」で「新しいタイプのギターバンド」の紹介、というのがありました。当時、英国NWの影響を受けた「新しいタイプのギターバンド」達が続々と登場していて、ちょっとしたムーブメントになっていました。私は紹介されたバンド群の中で初めてパーソンズの名を見たのですが、唯一知らなかったバンドだったので非常に気になり、色々と調べてはみたものの当時レコもリリースされてなく、結局素性が分からず仕舞でした。以来、彼らの名前は私の記憶から消え去っていました。
それが偶然、彼らのライブを目撃する事になります。85年4月(だったと思う)に日比谷野音で行なわれたロックコンサートで、です。10バンド程出演していたバンドの中に彼らはいました。出演は確か3バンド目。まだ固定ファンも居ないようで、あまり盛り上がらないライブでしたが、私にはそれで十分でした。それから、私は月1回行なわれていた新宿ロフトのライブに欠かさず出掛けるようになりました。
あのボーイでさえ「歌謡曲」と揶揄されていた時代です。 80年代のインディーバンドと言うと、まだ「自己満足」且つ「難解」で楽しめないタイプの音楽が多くを占めていたように思います。それはそれで肯定しますが、明らかにパーソンズは違っていたのです。私はパーソンズを見つけた事に狂喜し、パーソンズに夢中になりました。
前述の布袋氏のギタープレイも天才肌で凄かったですが、本田氏の「曲のノリ」に最大限徹したストレートなギタープレイも、多用されるエフェクトと相まって私は完璧にノックアウト☆(笑)されていました。あのヒットチューン「ディア・フレンズ」も、メジャーヒットした際と寸分違わぬアレンジで既にロフトで演奏していた位です。ただ、私が大好きな1曲を挙げるとなると(沢山ある中から選んで、ね)「カモン・トウナイト」です。この曲は、インディーからリリースされたレコではアレンジを大幅に変えて収録されていましたが、私はロフトで演奏していた頃のアレンジが大好きでした。このロフト演奏バージョンは、当時私が「新しい何か」を感じたパーソンズそのものの曲だったのです。
私は訳あって86年の3月末に東京を離れました。が、幸運な事に引っ越す1週間前にパーソンズのライブがあり出掛ける事が出来ました。私的には、そのライブはコレまでの中で3本指に入る位のベストな出来で、私は神に(パーソンズに?)感謝したものです。記念にと思い、その時のライブはラジカセでこっそり録音しました。そのテープは今も大切に保管してあります。今でも私の宝物の一つです。
そのライブのアンコールでは「ローディーの○○君が田舎に戻る事になったので、この曲を彼に捧げます!」というJILLの元気な掛け声で始まる曲があります。曲はもちろん「ディア・フレンズ」。確か、この時が「ディア・フレンズ」のライブ初披露でした。もうね、全身に鳥肌が立ちましたよ。あの光景は今でも忘れる事ができません。というか、これからも忘れる事はないでしょう。