Mothership Connection Live 1976 [DVD] [Import]
以前ヤフオクで手に入れたDVDに比べれば、画像、音とも10倍はましでした。
固定カメラで撮っているので見やすかったのですが、カメラが、アップにこだわっていて、
ステージ全体の映像がほとんど無いのが残念でした。1曲ごとに、ちゃちな映像と画面を暗転させるのも不要。こっちは少しでもライブの画像見たいのに。
とは言っても、当時の彼らのライブ映像を見たいと言う人にとっては及第点では。
ただし、しらふで見るのはやめといたほうがいいでしょう。音や画像の粗さにいらだつかも。
酔っ払って見るには最高のビデオです。
Mothership Connection [DVD] [Import]
日常の雑多なことで悪い頭をこねくり回して
しょ=もないことで悩んでたオレなんだなぁ。。。
って思わされるDVDです。
・・・人生楽しく生きなきゃ!!!
Mothership Connection
言わずもがなの1975年発表のパーラメント最高傑作だ! 各楽器が脳に染み込む程のフレーズを執拗にループして、
聴き手をドップリFUNKに酔わす恐ろしいアルバムじゃよ。この辺から後のバーニーのシンセフレーズはHIPHOP勢に
使われまくる訳だが、このドロドロ感は皆サンプリング出来ていない。まあアレの助けもあろうが本当に素晴らし
いリフばかりで驚かされる。日本じゃ五郎が私鉄沿線唄ってた時にジョージは向こうでこんな密度の高い事をして
いたとは・・。リアルタイムで聴いたら人生変わってたよ! リマスターでダイナミックレンジUPだから買って損
はない!(旧盤持っている人も・・Meも二枚目) ジャケットも多少良くなっているよ! (アホらしさはそのまま)
人類の議会〈上〉―国際連合をめぐる大国の攻防
有史以来(著者の言を借りれば)1815年になって、やっと人類は国民国家を
越えた世界単一組織(のようなもの)を生み出しました。その後それは国際連盟
そして第二次大戦後に国際連合として形や中身を変えながら続いています。
上巻ではこの大きくなった組織の誕生と、この組織(主は安保理)が何を
成して、何を成さなかった(正確には「何を成せなかった」)を全四章立てで
俯瞰したのが本書です。
第1章:国際連合が成立するまでの歴史
第2章:安全保障理事会の歴史
どういうときに理事会は機能したのか、理事会>総会と言う図式
常任理事国の思惑等。
第3章:平和維持と平和執行
国連のそれが成功した例と失敗例を安保理との関係も交え考察。
第4章:南北問題
世界経済に対する真の中心機関はIMFと世界銀行というブレトンウッズ体制で
あり、本来なら(安保理と)同格の経済社会理事会はそれと国連との調整役で
しかなかった、と。そして超大国=安保理常任理事国の思惑はここでも影響を
行使した、とも。
本書は「だから国連はダメなのだ」というスタンスに立つのでもなければ
「良いところだけ見て」理想論を語るものでもありません。あくまでも冷静に
−サブタイトルにもある通り−実際の立法府である安保理で特権を有している
常任理事国の思惑や攻防、そしてそんなシステムの功罪を描いています。
そこに希望を抱くのか、それとも悲観を抱くのか、それは読者に委ねられて
います。ただ、それを考えるには良い一冊だと思います。
P-Funk Earth Tour
“MOTHERSHIP CONNECTION”前後、PARLIAMENTがぶっ飛ばしていた時代の集大成的ライヴ。よくライブの名作●選なんて企画が雑誌であると、必ずといっていいほど登場する作品。まさしくスタジオ盤でのある意味での緻密さ(?、まあ凝った作りにはなっていますが…)が、とても開放的な雰囲気になっていて会場のノリ、大きさまで感じられる何となく空間、空気というか熱気が思いっきり伝わってくる高揚感のある仕上がりになってます。
ハードロックとか激しいジャズのようなノリではありませんが、濃い?重い?というか、ブラックの置かれた環境の鬱憤を抑えて計算してからバカやって晴らす、みたいなところを感じてしまうのは私だけでしょうか。
この時期のPALIAMENT名義での主要曲はほぼ網羅、そういった意味でも一度Pに浸ってみたい方はもとより、ブラックミュージックそのものを追求してみたい方は決して避けて通れない作品だと思います。
スタジオ盤はまあまあそれなりのクオリティーは保っていると思われ、こちらも予算の許す限り必聴ですよ!まずは、ここでもおバカなジャケットに惑わされず、食わず嫌いせずに聴いてみてほしい作品です。狙い、というかコンセプトなのかもしれませんが、もうちょっとコレ、なんとかならんですかねえ…。これはこれでいいんでしょうか…。P-FUNKどん漬かりの時期があった私にとっては、これが多くのリスナーを引かせてしまう要因になっているような…。もったいない気がチョットしてます。