バカラック・ベスト~生誕80年記念スペシャル
高校生の一時期、毎日のように聞いていたアルバム。バカラックは本格的な音楽教育を受けたピアニストでもあったが、作曲家としてそのメロディづくりの異才ぶりは以下の収録リストをみれば明らか。「エッ、これもバカラックだったの!」といった名曲揃いのラインナップ。若いリスナーにも聞いてほしい豊かで美しいメロディの宝庫といえよう。
<Disc 1>
01) バート・バカラック / サン・ホセへの道
02) バート・バカラック / ウォーク・オン・バイ
03) バート・バカラック / 太陽をつかもう
04) バート・バカラック / 雨にぬれても(インストゥルメンタル)
05) ダスティ・スプリングフィールド / 恋の面影
06) バート・バカラック / ドント・メイク・ミー・オーヴァー
07) バート・バカラック / 恋するハート
08) トム・ジョーンズ / 何かいいことないか子猫ちゃん
09) ジャック・ジョーンズ / 素晴らしき恋人たち
10) バート・バカラック / タルサからの24時間
11) バート・バカラック / ジス・ガイ
12) バート・バカラック / 恋よ、さようなら
13) カーペンターズ / 遙かなる影
14) バート・バカラック / ボンド・ストリート
15) ブルック・ベントン / ハウス・イズ・ノット・ホーム
16) バート・バカラック / アルフィー
17) バート・バカラック / 世界は愛を求めてる
18) バート・バカラック / プロミセス、プロミセス
19) バート・バカラック / メキシカン・ディヴォース
20) バート・バカラック / ハズブルック・ハイツ
21) バート・バカラック / エイプリル・フール(幸せはパリで)
22) ステファニー・ミルズ / ノー・ワン・リメンバーズ・マイ・ネーム
23) バート・バカラック&エルヴィス・コステロ / ゴッド・ギヴ・ミー・ストレンクス
24) ロン・アイズレー&バート・バカラック / カウント・オン・ミー
<Disc 2>
01) ヴァネッサ・ウィリアムス / アルフィー
02) アーロン・ネヴィル / ドント・ゴー・プリーズ・ステイ
03) リタ・クーリッジ / ウィッシン&ホーピン
04) ポインター・シスターズ / ウォンティング・シングス
05) ダイアナ・ロス&マーヴィン・ゲイ / ザ・シングス・アイ・ウィル・ノット・ミス
06) ジェリー・バトラー / オール・カインズ・オブ・ピープル
07) マーサ・リーヴス&ヴァンデラス / 恋するハート
08) パイザノ&ラフ / 恋よ、さようなら
09) グラディス・ナイト&ピップス / 悲しみは鐘の音とともに
10) フォー・トップス / 雨にぬれても
11) セルジオ・メンデス&ブラジル'66 / 世界は愛を求めてる
12) エンゲルベルト・フンパーディンク / ベター・マン
13) ブレンダ・リー / ジス・ガール
14) ワルター・ワンダレイ / リーチ・アウト
15) コニー・フランシス / プロミセス、プロミセス
16) エイヴェッツ・レッドナウ(スティーヴィー・ワンダー) / ハウス・イズ・ノット・ホーム
17) スタン・ゲッツ / 素晴らしき恋人たち
18) ダスティ・スプリングフィールド / 遙かなる影
19) マーヴェレッツ / マイケルへのメッセージ
20) スモーキー・ロビンソン&ミラクルズ / 恋のとまどい
21) アストラッド・ジルベルト / ドント・ゴー・ブレイキング・マイ・ハート
22) サラ・ヴォーン / 涙でさようなら
23) クインシー・ジョーンズ / 何かいいことないか子猫ちゃん
24) マリアンヌ・フェイスフル / イフ・アイ・ネヴァー・ゲット・トゥ・ラヴ・ユー
25) トム・ジョーンズ / トゥ・ウェイト・フォー・ラヴ
26) エタ・ジェイムス / ウェイティング・フォー・チャーリー
ライヴ・アット・BBC [DVD]
この商品の解説を検索しても、なかなkヒットしないので、購入した私が代行させていただきます。
まず「DUSTY」という彼女のワンマンショーが9つ、ノーカットでご覧になれます。
本編は全てモノクロです。
初回に放送された映像はかなり歪んでいますが、2回3回と進めんでいく内に、魅力ある彼女を拝見することができます。
数曲だけ、コーラス、ピアニスト、ダンサーと共演しますが、基本的に彼女が一人きり、シンプルなステージで歌うスタイルを貫いています。
輸入版は安値ですが、曲間で彼女のコメントが入るので、英語が理解できない人は日本版の購入をお勧めします。
口パクではないかと思うほどアレンジは変わっていませんが、一応歌っているようです。
「アンナ」では、手馴れたストロークでアコースティックギターも聴かせてくれます。
ダスティは2階席に客がいるかのような視線を送るのですが、拍手はまばらなうえ、客席の映像は終始映りません。「あそこには40人の演奏家と3人のコーラスがいます」と紹介しても、これまたカメラはダスティから焦点を外しません。モノラル音声なので、演奏が生かどうかは判別できません。
エクストラトラックは、全盛期はとっくに過ぎていますが、カラー映像で、ホーンセクションに囲まれて歌うダスティを観ることができます。
「サタディ・ナイト・アット・ミル」でのインタビューは必見です。
「徹子の部屋」のような会話形式で、これだけで10分以上あります。
70年代末の番組でしょう。10年ぶりにLAからイギリスに戻ってきたダスティですが、冒頭から田舎ではチケットが売れずコンサートが出来なかったことを指摘されます。
他にも私生活のゴシップなど馬鹿馬鹿しい質問が続きますが、笑いながら誠意を込めて答えるダスティ。さすが大物です。
フォトギャラリーはDVDから拾った静止画像ばかりでちょっと残念でした。
ダスティ・スプリングフィールド・フォー・カフェ・アプレミディ
ダスティの音楽ってずっと気になっていたんだけど何か縁がなくって、アプレミディが出たので、今年の春に初めて聴きました。(istのCMに使われた後ぐらい)本当にいいですね!■僕の頭の中のイメージ、60年代のスウィンギング・ロンドン。スウィート・ソウルにジャズに憧れるイギリス。白人が黒人に憧れてプレイする、ソウル・ミュージックが好きです。どう転んでも、あのグルーヴには届かないとわかっていても、高まる気持ちを抑えられない・・子供のころ、スウィート・ソウル・スターに憧れたあの気持ちのまま、今も歌い続ける。ちょうど、スタイル・カウンシル時代のポール・ウェラーがそうだったように。きっとその憧憬が彼らの音楽を輝かせるのかもしれませんね。 スモーキー&メランコリックなダステ!ィをどうぞ。■あ、その音楽が持つ空気感や音楽との関わり方までを伝えようとする、アプレミディも支持します。
Dusty Springfield Reflections [DVD] [Import]
~ダスティ・スプリングフィールドの60年代~70年代初頭のTV出演時の歌唱シーンをまとめたヴィデオ。アメリカで放映された同名のTVスペシャルが元になっている。
ダスティのヴィデオといえば既に"Full Circle"があるが、ダスティへのインタヴューを中心に全キャリアを駆け足で総括した内容のため、歌唱シーンは殆どが抜粋であった。
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一方、こちらはたっぷり17曲が、全て完奏で収録されている。(例外はオープニング・タイトルを兼ねたため中断が入る冒頭の「Wishin' & Hopin'」1曲のみ。)"Full Circle"で途中でカットされたり、CDの"Heart & Soul"で音源のみが発売されていた曲の幾つかが遂に、完奏で視聴できるようになった。9曲が生の歌唱で、残りがリップ・シンク。
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構成は各曲の合間にペトゥラ・クラークとB.J.トーマスのコメント、ダスティへのインタヴュー・シーンが短く挟み込まれるだけで、シンプルそのもの。あくまでもダスティの歌唱シーンをたっぷりと楽しんで貰おうという意図と思われ、これは非常に好感が持てる。
ほぼ同時期に何種類かのヴァージョンが発売されるので、わかる限りで以下に整理しておきます。
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(1)米国版DVD "Reflections":ボーナス・クリップ無、NTSC方式、リージョン1。
(2)米国版VHS "Reflections":ボーナス・クリップ無、NTSC方式。
(3)英国版DVD "My Very Best, Love Dusty":ボーナス・クリップ無、PAL方式、リージョン・フリー。
(4)オーストラリア版DVD "Reflections":ボーナス・クリップ有、PAL方式、リージョン・フリー。(予定)~