味写入門(あじしゃにゅうもん)
mixiのニュースでチラ見した時点で大爆笑。姉の誕生日プレゼントに買いました。
写真自体、味があるのですが、コメントがサイコー!!
涙ボロボロこぼしながら笑い転げました。
家族写真が多い気がしましたが、なんかそれも味があって良いです。
新装版 ほぼ日の就職論「はたらきたい。」
新装前の「はたらきたい。」を読んで、非常に面白かったので
こちらも読み、レビューを書きました。
内容としては すでに何かをしたひとや目標を持った方が
読むべき本であり、何もしたいことがなくとりあえず読んでも
きっと馬鹿げていたり理解しづらい点が多いと思います。
何かを発信するときには対象があるので、
この本の場合は前者なのだと思います。
すごくマイペースなのにぐっとくる感覚は、はたらきたいからです。
はたらきたくって、もっと前に進みたくて読む本です、是非!
悲しみジョニー [DVD]
映画でもなくテレビバラエティでもない、
DVDソフトの微妙なポジションを模索し、
そして見事に成功している作品。
脱帽です。
いろいろ分析してもしょうがない、
すごく面白い、生理的に。
おそらくは様々なメタファーにも満ちているのでしょう、
だから何度も観れる。観るたび勝手に深読みしてしまう。
そんなディープに探れる作品でありながら、
子供のツボをも押すギャグセンスはさすが。
小3男子にみせてみたら、涙を流して笑い転げていました。
……フォロワーとなる作品が続々出てきそうな予感。
天久聖一という人は、DVDでもまた何かを開拓してしまったようです。
本人が語る脱力解説も、蛇足感なし。こうでなくてはいけません。
ブラボー。
ブッチュくん全百科 (トイレット文庫)
以前発売されたブッチュくんも持っていましたが
描き下ろしのブッチュくん2010が読みたくて購入しました。
前回の青年になったヨン太くんのエピソードも衝撃(笑劇?)でしたが
今回の2010も沁みました・・・
ヨン太くんはブッチュくんを追い求めているんだな・・・と
ギャグ・パロディのブッチュくんでありながら
この描き下ろし短編はなかなかに深いギャグマンガになっています。
前回のブッチュくんと基本構成は同じですが
部分的に新キャラや各巻紹介の画が追加されていて
既に持っている人も楽しめる内容になっているかと思います。
こどもの発想。「コロコロバカデミー」ベストセレクション
今でこそ大学生ですが、僕も10年前にコロコロコミックの読者投稿欄に、毎月熱心にネタを投稿している小学生の一人でした。当時、僕のネタは雑誌に一回も掲載されることは無く、掲載作品を見てもどこが面白いのか分からなくて、悔しい思いをしながら「僕の書いたやつの方が面白いのに…」と思っていたものです。そして時は流れ、周りの友達がコロコロコミックを卒業するにつれ、いつしか僕もコロコロコミックを「卒業」していったのでした。
あれから10年。偶然この本に出会い妙に心の中に熱いものが蘇ってきて、思わず購入してしまいました。いざ中身を見てみると最初から最後まで常に大爆笑。成長したからこそ分かる子供の馬鹿全力投球の心地よい面白み。今でこそ分かります、「こんなにも小学生の馬鹿が面白いのか!」と。
当時はうっとおしいと感じていた、教室で馬鹿なことばかりやっている馬鹿男子ども。周りも自分も成長した今になってその存在がこんなに愛おしいものに感じるとは思ってもみませんでした。この本を見て馬鹿解答に爆笑しているうちに、自分も周りもみんな馬鹿だったあの頃の幸せな気分がよみがえってくるようでした。
これはうんこうんこ叫んで爆笑している「僕らが一番低俗で低脳だった時代」の一瞬を見事切り取ってみせた輝かしいドキュメントだと思います。
※まぁ、そんなセンチメンタルな要素抜きにしても、織田信長に乱暴なフォント・筆圧で「あけちみつひでにころされたバカ」というあだ名をつけてしまうその小学生的センスは単純に爆笑ものだと思いますよ(笑)