羊たちの沈黙 (特別編) [DVD]
犯罪物は好きでも猟奇殺人がテーマとあって劇場には足を運べなかった。後になって恐々と見た。あまりの出来の良さに驚いた。本作は異例のアカデミー賞受賞作でもある。大抵アカデミー賞狙いは年末ぐらいにアメリカで公開されるがこれはアカデミー賞の前年の夏公開であること。そしてテーマが猟奇殺人を扱っていることなど。
オープニングのシーンからこの作りは、ただの猟奇殺人ものではないと思わせた。クラリスがセリフもなく黙々とトレーニングコースを走って障害をこなしていくところである。スタントなし。演出・撮影・編集とても良い。そして射撃練習のシーン。わずか数秒とは言え発砲シーンでは目を閉じてない。「リーサル・ウェポン」のメル・ギブソンは引き金をガク引きしていたり目を閉じていたりとガンマニアでは話題になった。
現場へ向かうシーンでも上司と話している最中に車がトンネンルに入っていくのも暗示的。容疑者宅での引きつるような愛想笑い。いよいよ容疑者との対決でもまずコートを脱いでシャベルをドアに立てかけるところも、S&W M10で6連射してもすぐ弾込めをするシーンもとてもリアルな出来だ。放たれた銃弾によって開けられた窓には横たわる小さな星条旗。深読みすればきりがないほど。
ハンニバル・ライジング 上巻 (新潮文庫)
「羊たちの沈黙」「ハンニバル」でハンニバルのクラリスへの接し方とミーシャへの優しさ、紫夫人への愛情などが重なる。レクターには狂気、知性、美食を併せ持った天才という印象があったけれど本書を読んでいると、好青年の復讐から後の怪物へとなかなかつながらない。
ダークサイドに堕ちていくところの描写にいまいち深みがなく、精神のタガが外れてしまう衝撃が、生まれ持った狂気を掘り起こしてしまうところをもう少し読みたかった。
ハンニバル・ライジング 下巻 (新潮文庫)
ついに抑圧された記憶をとりもどし、ミーシャの復讐を誓うハンニバル。紫の上との関係
はどうなっていくのか?ケダモノを退治するのがこんなにうれしいのか?読んでると
ハンニバルの味方になってケダモノをできうる限り残酷は方法で片づけたくなります。
いつのまにやら、読者も猟奇的殺人鬼になりきってしまいます。
上下編に紫の上を通して日本趣味がかなりの分量えがかれています。
「ハンニバル」で舞台となったフィレンツェが映画と本で有名になって、ちょっとした
観光ブームがおこったときいたことがありますが、今回はハンニバル効果で日本が注目
されるのでしょうか?でも、伊達政宗の甲冑をもってはるような武家の出の方は歌は読み
はらへんような気がしますが。風景描写はしてもナンパ目的の恋文はよむかなあ?
というように日本人にとっては、ちょっとした違和感があるかもですが、まあ、メインテーマとは
あまり関係ないので、問題なしとします。
いっき読みするぐらいおもしろかったです。
祈り~あなたがいるから
私は 普段は 洋楽のロックや JーPOPしか 聞いた事しかなく、クラシックには、全く、興味 ありません でした。でも、映画「 誰も 守ってくれない」の主題歌「あなたが いるから」を 耳に して、その音の美しさに 感動して CDを 購入 しました。でも、普段、クラシックを聞かない 私は 「他のCD[洋楽ロックなど…]買った方が、いいのじゃないのか?」と、リベラのCDを買うのに かなりの 決断が いりました。でも、聞いてみて、 心が 洗われ、その 透き通る声の美しさに ビィックゥ〜と身震いして、涙が 出て、感動して、止まりませんでした。イイ音楽って、こう言う事だと、思いました。得に、「あなたがいるから」と、「彼方の光」とか、「秘密」も いい曲でした。でも、誰でも一度は聞いた事のある曲など、入っているけど、全曲、良かったです。買うか、どうか、迷われて いるのなら、買って損 は ないですよ。何度でも聞きたくなります。
機動警察パトレイバー2 the Movie ハンニバル 陸自仕様 (1/72スケール一部塗装済みプラスチックキット)
PKO仕様も同時購入。 PKOにはTOW(右腕に3連が1器)と腹部機関砲の仕様でカノンがなく、陸自はカノンのみ(同梱すれば良いのに)。 デカールは白黒の機体番号が共通で陸上自衛隊とUNの違いのみ(部隊エンブレムや車両番号が欲しい)。 キット自体はモデル化してくれただけで有難いし文句は特に無いんだけどそれだけにね…。 デカールはピットロードの1/72戦車を流用したり同社のLCACに載せたりするといい感じになりますよ!