Movable Type Community Solution―MT5/MT4.2対応
サンプルサイトの実例を見ながら、各部分をどうやって作るかが解説されている。
監修者である藤本さんの電子書籍にあるようなMTの構造や概念に対する詳しい説明はほとんど無いが、サンプルサイトが非常にうまく要点を捉えているので、実制作の参考になった。
尚、本書で解説されている「新規ユーザーの権限設定の方法」部分が、後発バージョンのMT5.1以降で変更となっていたため一瞬とまどった。注意されたし。
追伸:
本書の問題ではないのですが、MTCSの目玉はサインインしたユーザーに記事を投稿させることなのですが、なんと、一度投稿してもらった記事をユーザー側で修正・削除する機能が実装されていないのです(別途MT管理画面にログインすれば可能ですが)。。。サイトによっては、そもそもMTCSの利用が向かないかもしれません。ご参考まで。
Community Music
政治とかの不満、メロディ、インドチックなんかをうまくミックスして
いい感じ。
個人的にはイキリスのインド街みたいなところでサッカーしたり
子供とじゃれあったりしてるPVがかっこよかっす。
海士人――隠岐の島・海士町 人々に出会う旅 (COMMUNITY TRAVEL GUIDE)
お店や旧跡・名所ではなく「そこで暮らす人」が紹介されており、
人を紹介するガイドブックってどうなの?という疑問を一瞬で吹き飛ばすほど魅力的な方々がたくさん登場します。
海士町には色々な方がいて、様々な生き方があることがとてもよく伝わりました。
ぜひともこの本で紹介されている方々に会いに行きたい、そんな気持ちになるのに加え、
実際訪れた際にはきっと仲良くなれるような気さえします。
表紙のデザインもオシャレで、思わず持っていきたくなる、そんなガイドブックです。
この後もどんどんシリーズ化してほしいなと思います。
カドカワムック Travel Community Magazine 4travel vol.2 (カドカワムック 310)
もう少し写真が多いと参考になります。
でも通常の旅行本では案内しないような珍しい場所を紹介しています。
What Would the Community Think
次回作「MOON PIX」ほどの構成力は感じないが、
過去の作風からの転換期的な作品で、変化の予兆が感じられる作品。
中でも、割とメロディアスなチューンの「Taking People」は、
ちょっと心に迫る曲。「完璧な人生」をモチーフに、完璧ではない
「あなた」への愛着を歌う、意地悪な優しい歌です。
全面に漂う、砂漠のようにドライで混沌とした雰囲気は、
CAT POWERが「COMMUNITY=社会というもの」に抱いてる心象か。
きっと彼女は、安易に走りやすい大衆的な考え方に、
ちょっと嫌悪感を抱いてるのかもしれない。
メランコリックな味わいのある作品です。