Painful
個人的にはこのバンドの最高傑作と
言えると思っています。
都会にしては澄んだ空気の夜中に、
高い所から街並みを見渡して、
建物の隙間から見える光と、
その中にいるであろう人たちの温もりを
感じながら流したい、そんな音楽。
そしてこれから訪れる夜明けにささやかな希望を
抱いている、その状況を心地良く感じられます。
近くて、でも遠いところから鳴り響くメロディと
切なさをくすぐるささやかなノイズ、
素朴ながら洗練された、本当に気持ちの良い作品です。
深夜のアルバイトからの帰り道、
電車の中から見る朝日に、これほどマッチする音楽は
他にありませんでした。
I Can Hear the Heart Beating As One
美しい歌、儚い余韻に心底包まれます。
またこのノイジーなサウンド、その実験性がこの音楽の奥行き、可能性を広げているんでしょうね。決して刺激的過ぎるような嫌味はなく、心地良さは壊さないのに、この音楽に絶対欠かせない魅力にはなっています。相反するとも言える歌とサウンドがまるで喧嘩していないんですよね。素晴らしいバランスです。
透明感と陰を併せもった声もぴったりハマってますね。聴いてる人の心にとても素直に染み入ることの出来る音楽だなぁと思います。
個人的に選ぶとしたらM1、2、6、7などでしょうか。通して何度でも聴る作品です。
ヨラテンゴ(全て聴いているわけではないのですがm(__)m)の中で、今のところ一番好きです。本当にいいですよ。
And Then Nothing Turned Itself Inside-Out
落ちます。海のそこくらいまで。ゆらゆらひんやりとして気持ち良いのですが、そのまま息耐えてしまいたくなる。
私生活で本当に落ち込んでいるときに聞くとヤバイことになる…かも?
個人的に、落ちたいときに是非聴いて行きたい。
Yo Tengo Una Casa (A la Orilla del Viento)
安曇野のちひろ美術館で原画を見た時から絵本を探していました。
原画は貼り絵のようでしたが、絵本では素材の違いあまり分からず残念でした。
アルゼンチンの作家なので、絵本を入手するのに苦労しましたが、
アマゾンで購入する事が出来、本当によかったです。