美ら歌よ~沖縄ベスト・ソング・コレクション~
以前から沖縄の曲、民謡が好きなわりにはそっち関係のCDは持っていませんでした。いろいろ探している中でこの美ら歌よ・・・は聞いたことのある曲がかなり収録させていたので迷わず買ってみました!
聞いてみたところ期待していた以上のもので何と言っていいかわかりませんが、とにかく感動しました!このCDは沖縄の全てだと思います。
木曜組曲 [DVD]
原作が大好きで、気になっていた映画でした。
女流作家の死から4年後、過去の記憶をたぐりながら、
その場に立ち会った女性作家たちによって、会話を中心に淡々と進む原作。
どのように、映像になるのか心配していましたが、原作通りに進み、
そして、飽きさせません。
会話が中心となるので、映像や展開に派手さはありませんが、
女優さんたちの個性に魅せられました。
時子の家、うぐいす館の内装も素敵でした。
扉、テーブル、鏡、、、趣味がよく、洋風と和風とがかみ合っている家。
つぎつぎと繰り出される食事もおいそうで、わくわくしました。
原作ファンのかたも、ぜひ観てください。
イツクシミ
和の楽器・尺八で幅広い音楽の可能性を追求してきた藤原道山、藤原と一緒に音楽を創ってきたピアニストで作曲家の妹尾武、25歳で東京都交響楽団の首席チェリストに就任した古川展生というスーパー・セッション・グループのKOBUDO-古武道-にとって、楽器以外に5人の女性歌手を迎えた意外性を評価したいと思います。
加藤登紀子による「絆 ki・zu・na」での深くて温かい声質が、KOBUDOのサウンドと溶け合い、このコラボがお互いを高めあう試みであることを確信しました。自然災害をはじめ、厳しい時代を迎えている今こそ、皆がこの歌のような気持ちになればと思いました。
夏川りみの透明な歌声が心地よく響く「瑠璃色の地球」もいいですね。松本隆作詞、平井夏美作曲という名曲をそのまま上手くKOBUDOの3人がサポートし、歌声を浮き上がらせていました。松田聖子のイメージを壊さずに、夏川りみが見事に上手く唄い回しています。リスナーを気持ちよくさせるでしょうから。
今井美樹の「夏の日」(作詞・作曲:妹尾武)の爽やかな歌声が、KOBUDOのオーガニック系のサウンドとマッチしていました。歌手の選び方もツボにはまります。
上間綾乃の「イツクシミ」での微妙な節回しに彼女の歌唱のルーツを感じ、波の音や空の風を感じました。伸びやかで温かく、リスナーの心をとらえます。季節の移ろい、自然や愛の素晴らしさ、命の尊さなど、いろいろな思いが伝わる佳曲でした。いいですね、アルバム・タイトルに「イツクシミ」が選ばれたのが分かります。
ラストのメゾ・ソプラノの林美智子さんの「翼」も気に入りました。彼女のプロフィールを少し書きだしますと「『国際ミトロプーロス声楽コンクール2003』で最高位入賞、アテネでは『エウメニデス』(世界初演)に復讐の女神コルフィ役で出演。第5回ホテルオークラ音楽賞受賞」という経歴ですが、なにより武満徹の描きたかった歌の世界を温かく披露していました。
歌の方に関心が集まったアルバムですが、KOBUDOの3人の豊かな音楽経験があるからこそ上質の音楽として伝わってきます。異質な楽器、和と洋の化学反応により全く新しい音楽の世界が展開されるからこそ、多くの方の支持を集めているのでしょう。各人がそれぞれ素晴らしいアルバムを作り、独自の音楽を確立しているアーティストだからこのような魅力的な音楽融合が生まれるのだと思いました。音楽ジャンルの分類という枠組みや範疇に納まることなく融け込むような広がりを感じさせます。
スタジオジブリの歌
ジブリ19作品全てを網羅しています。
特に、崖の上のポニョも含まれているので
当分の間、最新アルバムとして使えるので◎でした。
なにより嬉しかったのは
付属のブックレットの紙質がまずまず丈夫で
歌詞の左隣に映画紹介があること。
ポスターと、作品の公開年度や上映時間、監督などが
載っています。
歌詞部分の右ページには、小さいですが
アニメのキャプチャー静止画が載っています。
パラパラとめくりながら
あ〜このポスター懐かしい、
この画面見覚えある〜、とホッとしてしまいます。
子供と一緒に聞いても楽しめますし、おススメです☆
青い月のバラード―獄中結婚から永訣まで (小学館文庫)
60年代末期を希望と絶望を持ちながら多くの学生が駆け抜けた。
その多数の者は過去を断ち切り社会の中で生活している。しかしこの夫婦は芸術家、農業と別の道を志しながら根を一つにして世に語りかけている。著者の飾りのない言葉で二人の関係、夫君の闘病を綴りその圧倒的な真実に胸を打たれる。
藤本敏夫さんあなたの人生素敵でした。加藤登紀子さんあなたの人生素敵です。