ナチス親衛隊(SS)
ナチス親衛隊の基礎は、第一次大戦中に突撃隊(SA)と共に出来、第1次世界大戦後その隊員が義勇隊(フライコール)となった。そして、陸軍の元義勇団メンバーによって突撃隊を作り、それに擁立されたヒトラーが政権を握る。しかし、増長した突撃隊よりもヒトラーだけに忠実な組織を必要とし、親衛隊が作られた。後に内ゲバとして、突撃隊の粛清、ゲシュタポなど他の組織の取り込み、ナチス第3帝国の中核をなす親衛隊の増長を描く。
この本では、平和なときには多分平凡な一生に終わったかもしれないような生い立ち、性格を持ちながら、残忍な組織、「ナチス親衛隊」(SS)をその育ての親で最後までトップであり、ヒトラーの後継者と指名された、ハインリッヒ・ヒムラーの生い立ちから死までを中心に歴史的な事実・事件、経過、人物等が丁寧に描かれている。
ドイツ現代史を一つの側面(ナチス親衛隊)から通史として見ても、よく理解できる。親衛隊のオカルト面等奇異な特徴が、ハインリッヒ・ヒムラーが性格付けたこと、親衛隊と国軍、また、親衛隊内部の組織内対立等が描かれおり、その方面に興味のある方にも勧められる。(シオンの議定書、ルーン文字等)
さらに、近年の日本で起きている、政府機関の犯罪行為(血液製剤、狂牛病等)や、企業による犯罪(雪印、日本ハム、東京電力等)は、組織の論理は国民の利益に優先するということを示しており、ナチス・ドイツとその親衛隊の論理も同じではないかと思われ、ぜひ組織を運営する方々には誤った道を繰り返さないことを肝に銘じるためにも一読をお勧めする。
なお、この本で一つ注文(欠点)があるとすれば、ドイツ語読みカタカナ語よりも邦訳した語彙を訳語として使って欲しかったと思う。(最初に「義勇隊またはフライコール」として後に「義勇隊」とせず、「フライコール」と書かれると前の方を読み返す必要がある。)
ハバネラ~オペラ・アリア名曲集
もしあまり気に入らなくてもこの値段なら諦めがつくし、と思い購入しましたが。
オペラはまったくの初心者ですが、どの曲もとても聞きやすくて買った良かったです。
しょっちゅう聞いてます。
Aerosmith: Big Ones You Can Look at [VHS] [Import]
とにかくお金がかかっているPVたちだ。
エアロの場合楽曲がもちろん素晴らしいのだが、それに負けないくらいPVも素晴らしい。。
楽曲の内容に合わせて5分前後の映画を作るようなものである。当然手間も金もかかる。そういう戦略もないと、ビルボードの上位にはくいこめない、というTV主義なご時世である。
ラジオが主流の世界だったら、この楽曲のみで勝負できるのになぁ。
ともあれお金がかかったPV、というのは1度このビデオ(DVD)を見れば分かるだろう。なかでも「CRYIN'」「CRAZY」「AMAZING」「ANGEL」あたりは見る者を魅了させる出来栄えだ。これらのクリップだけでもこの値段の価値はある。メンバーをフューチャーした「EAT THE RICH」なんかも良い出来である。
ソニーに移籍した彼ら。もう何年後かには新たなPV集をDVDで出すかもしれない。そこにはあの「JADED」や「PINK」も収録されるだろう。
楽しみに待つか…いや私が新作を知らずにいるだけかもしれない。2003年 冬
ドイツ、バイエル社製ポリカーボネートの最高級チェアマット150x120cm
W180×D80cmの机を使っている環境で入れてみました。
バッチリです。見事にフィットします。
※このサイズなので、設置するスペースを確保してからの購入をお勧めします。
一軒家2階設置でしたが、階段の曲がりでもマット自体が曲がりますので設置もOK。
柔らかさはそれなりにありますので、こういう環境でも安心。
色は透明ですが上部はエンボス加工がしてあるのは他の商品と似た傾向。
2mm厚となっているので、多少のことであれば床へダメージを与えることはないかと思います。
商品説明にもありますが、丸まった状態でなく1枚の状態で梱包されてきます。
開梱する際にそれなりのスペースが必要となりますので、この辺も注意が必要です。
A German Requiem, Op. 45, in Full Score (Dover Miniature Music Scores)
合唱団に所属する知り合いがコンサートで歌うとのことで、予習+当日参照用にCDとセットで買いました。
コンパクトなサイズでありながら、印刷は鮮明で大変見やすく、しかも驚くほどの安価で大満足です。
良い時代になったものです。Doverさん、ありがとうございますm(__)m。