明石家さんま ベスト・コレクション
ひょうきん族世代の俺は もう 入ってる曲を見ただけで 速攻購入(予約)しました アミダばばあの歌 の ビートたけしさんとのデュエットが好きでした 他にも 当時の歌が盛り沢山これはひょうきん族世代の人は買いです
本人vol.11
不景気である。
広告収入の落ち込みで、TVはスポンサーの奴隷になり下がった。
もちろん、全部とは言わない。
昔は「面白くなければTVじゃない」だった。
今は「チャンネルを変えさせない作戦を披露する媒体」である。
面白いかどうかは別で、どうやって飽きさせないか?
という事をマーケティングや視聴率の分ごとの推移で研究して
様々な作戦がOAで試されている。
この本を読むと、そんなチマチマした作戦はバカらしくなる。
明石家さんまという芸人が話術と動きの芸でもって
「面白い」&「飽きさせない」&「チャンネルを変えさせない」
と、1人で昔ながらの内容と今の内容の融合を図っているのだ。
インタビュー内容が活字になるのを嫌うタレントという紹介が
この本の冒頭でなされているが、緻密な計算と現場判断能力の高さで
長年やってきたという、その秘密がバレるのが嫌なんでしょうか・・・?
TVの中では、そんな計算なしで瞬発力でやっているように見えているからこそ
楽しんでもらえるという計算があるんでしょうか・・・?
あわせて掲載されている、ひょうきんディレクター「三宅デタガリ恵介」氏の
インタビュー記事も、根っこは同じような事を言っているようで
番組制作者は、完全に影響は されなくてもいいけど
一読はしといた方が良い内容です。
クイック・ジャパン(Vol.63)
ダウンタウンの幼なじみにして、今いちばん忙しい放送作家である高須氏が、ウッチャンを「平成のコント王」と評している新鮮な驚き。
高須氏はダウンタウンのブレーンであるから、「ダウンタウンが最高」という意識があるものと思っていたが、予想に反して、ウンナン、そして内村光良のことを、ある面ではダウンタウン以上に高く評価し、また信頼していたのだ。
ウンナンが出演し、高須氏が構成を手がけた「夢で逢えたら」や「気分は上々」の裏話、ダウンタウンとの比較などから高須氏が迫るのは、ウッチャンの「コントへの情熱と愛」。
ウッチャンが、普段あまり語ることのないお笑いへの思いを、長年の付き合いである高須氏に、重すぎず、クサすぎず、いいあんばいで語っている。
「ピ−ナッツ」で念願の映画監督デビューを果たしたウッチャンに対して、映画の出演者たちや従兄弟の放送作家・内村宏幸氏(通称あんちゃん)から寄せられているメッセージは、彼らのウッチャンへの愛情が強く現れていて、とても暖かい。逆にそれだけ愛されるウッチャンの人間性の深さも感じることができ、ファンには嬉しいところだ。
他に、明石家さんま、松本仁志、笑福亭鶴瓶らが、ラジオへの思いを語るインタビューは、お笑い好きやラジオ好きには読み逃せないところ。
とにかく、お笑いが好き、ウッチャンが好き、「ピーナッツ」が気になる、という人は、買っておいて損はない。