Famidasライト ファミコンキャラ&メカ編 (ファミリーコンピュータディクショナリーオールラウンドシリーズ)
ファミコンの「キャラクターとメカ」に焦点を当てた全191Pの解説本です。
なんといってもこのボリュームでこのお値段!少し小さい本ですが大変お買い得かと思います。
文章はネタに走ったようなものはなく、比較的まじめなものが多いと思います。
解説は長いキャラで4ページ、短いキャラで1ページ、「コラム」で1/4ページほどで解説
されるキャラもいます。現在配信などでプレイ可能なゲームは、下段で紹介されています。
カラーとモノクロのページ比率は半々ぐらいでしょうか。
前半100ページでファミコン誕生の83年から94年まで、「ファミコンキャラ編」の解説、
残りで「ファミコンメカ編(戦闘機/ロボ/車両/etc..)」の解説という構成です。
定番のマリオ、ルイージ(公式/非公式でのコンプレックスキャラとしての弄られ具合が笑えます)
グリン&マロン(バイナリィランド)、パチ夫君など幅広いです。
個人的には「メカ編」でニチブツの「マグマックス」「テラクレスタ」が取り上げられていて、
しかも合体形態まで紹介されていたのが嬉しかったです。(ウイングギャリバーは無し。残念!)
「テラクレスタ」は当時合体パーツフィギュアつきのスナック菓子が売られていたと思います。
買い集めていくとかなり豪華な最終形態になったような・・誰かニヤリとしてくれると嬉しいです。
ちなみに「ツインビー」は戦闘機と解説されていますが、「キャラ」で紹介されます。
・・男社会にポップを持ち込んだという解説に笑いました。
ライター陣は以下です。
(海老まよ、風のイオナ、ジストリアス、シバリみっきぃ、毬夫、栗山大吾、恋パラ支部長、
酒缶、鴫原盛之、西村将浩、藤井ファール、山本悠作)
ナムコ・ビデオ・ゲーム・ミュージック
ゲームサウンドが効果音の域を脱皮し、ミュージックへと昇華したきっかけ。それを作ったのは他でもない、ナムコだったと思います。それに着目し、アルバムを作り上げてくれた細野晴臣氏。これを機にゲームミュージック文化は開花したと言っても過言ではないでしょう。他社も追随して音楽に凝り出したのはこのアルバムに収録されているゲームの年代、1979年~84年頃にかけてです。PSG音源やFM音源のチップをふんだんに使ったアーケード特有のサウンドは、家庭用には真似の出来ないスペシャルなものでした。
当時のゲーセンはまだ薄暗い雰囲気で、不良の溜まり場とされていたところです。今でこそ普通に学生さんもゲーセンに出入りできますが、当時は禁止されているのが当たり前でした。それでも僕は行くのをやめなかった。僕らは素晴らしいゲームたちに会いに行くためにそこに集ったのであって、決して不良の仲間入りをしたかったわけではなかったから。そんなことを思い出しますね、この曲たちを聴いていると。
このアルバムの中では、リブルラブルとマッピーがオススメです。マッピーはタワーオブドルアーガ(リターンオブ…に収録)と同じ基板です。聴き比べてみると面白いですよ。どちらも名曲です。
Wセレクション 7 ゼビウス&ディグダグ
ディグダグ2も欲しかったが、ゼビウスがあるというのがすごい。
ゼビウスのいいところは敵の戦闘機が体当たりしてこないところ。
敵も死にたくはないからそういう動きをしているらしい。