オンリー・イン・ドリームス [日本盤のみ歌詞/対訳、ボーナストラック付き]
THE LIKEやBEST COASTなどの近年の作品とも地続きなダムダムガールズの2011年新譜。
これは本当にここ最近のインディーシーンの流れのど真ん中を行くような作風です。
ロネッツというより、シャングリラズのかっ飛び具合に、初期ジザメリのローファイなシューゲイザー風味をプラス。
さらに緩い曲ではジザメリとも接点のあったホープ・サンドヴァルが率いたマジースターの影も見えてきます。
2000年以降の米国インディーシーンは、80年代リバイバルから始まり、どんどん時代を遡り60年代初頭まで来てしまった。
この先、どういう風にこのリバイバルシーンは進んでいくのだろうかとという先行き不透明さもありますが、
今はこれが時代を彩る音なんだなと改めて実感しました。